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JUVENILE 復活の日はいつ訪れる?

 キャッシュ・マネーを離れ、自身のユニット/レーベルであるUTPを走らせてからも、常に状況をプラスに転じてきたのがジュヴィナイルだ。UTPのスタート早々に舎弟のヤング・バックをGユニットに引き抜かれるが、キャッシュ・マネーにスポット復帰してのアルバム『Juve The Great』からシングル“Slow Motion”が全米チャート1位をマーク。昨年はUTP軍団での“Nolia Clap”が思わぬ大ヒットを記録して、アトランティックとソロで契約を果たし、あとはアルバムを待つばかりだった……のだが、彼はここにきて停滞を余儀なくされている。もちろん、その理由は〈カトリーナ〉だ。自宅とスタジオが全壊したという被害の大きさもあり、完成に向けて前進していたはずのニュー・アルバム『Reality Check』の素材などが失われてしまったという(現時点では2006年初春まで延期されている)。が、これまでにも苦難を乗り越えてきたジュヴィだけに、このままで終わるはずがない。すでに出ていたシングルを聴く限りではアルバムも熱い内容が期待できそうだ。

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年12月15日 12:00

更新: 2005年12月22日 18:41

ソース: 『bounce』 271号(2005/11/25)

文/出嶌 孝次

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