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特集

ジョージ・クリントンを知るための14枚 DISCOGRAPHIC GEORGE CLINTON

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2005年10月20日 19:00

ソース: 『bounce』 269号(2005/9/25)

文/JAM、出嶌 孝次


THE PARLIAMENTS 『I Wanna Testify』
Vital
  パーラメンツがレヴィロットに残したシングルをまとめた編集盤。“(I Wanna)Testify”や“All Your Goodies Gone”などのヒット曲をはじめ、ゴリゴリと泥臭いコーラス・ワークが力強いリズムも相まってやたらと熱い。洗練性とは真逆のズルムケ風味が最高だ。(出嶌)

PARLIAMENT 『Osmium』
Invictus(1970)
  まだファンカデリックと未分化なゴチャゴチャ感が痛快なファースト・アルバム。スライ・ストーン色の濃い音の引き出しも多いし、分厚いコーラスからカノン、ヨーデルまで唱法もアイデア豊か。ネタ人気の高いカントリー調の“Little Ole Country Boy”はここに収録。(出嶌)

FUNKADELIC 『Cosmic Slop』
Westbound(1973)
  ウェストバウンド時代のファンカ作品というと、演奏家たちを主役としたブラック・ツェッペリン的なイメージも強いが、ここでの霊気すら漲る総力コーラスの凄まじさを味わってほしい。エグいイラストのジャケとヘンテコなストーリーは以降のPが進む路線を規定した。(出嶌)

PARLIAMENT 『Chocolate City』
Casablanca(1975)
  リズム・ボックスとピアノを軸にしたミニマルなサウンドに〈Gamin' On Ya!〉という掛け声と語りだけが淡々と絡む、不穏な表題曲が格好良すぎる。それに続いて、前ノメリなファンク4連打が弾け出てくる展開が……。鬼太ソウル・チューン“Let Me Be”もヤバい名盤。(出嶌)

PARLIAMENT 『Mothership Connection』
Casablanca(1976)
  アーティストとしてのコンセプト・ワークをはじめ、クリントンを中心とする軍団のスイッチがすべてONになった歴史的ファンク大作。みずからのファンク・スタイルをそう呼ぶ契機となった“P Funk(Wants To Get Funked Up)”を筆頭に、奇跡のレパートリーが乱舞。(JAM)

PARLIAMENT 『Live: P-Funk Earth Tour』
Casablanca(1977)
  ステージ上にバケモノでもいたんじゃないか!?と思わされる、LAとオークランド両公演の模様を収めた絶頂期のライヴ盤。クリントンの怪電波に操られてA級プレイヤーたちが特級レヴェルのグルーヴを紡ぎ出している……って書くと安易だが、本当にそうなんです。(出嶌)

FUNKADELIC 『One Nation Under A Groove』
Warner Bros.(1978)
  数曲ぶんのアイデアが整然と配置され、メロもビートもやたらキャッチーな表題曲は説明不要のファンク国歌! 一方、ペニスのような地球(逆?)に精液まみれの男たちがドバッと屹立するジャケが示すように他曲の壊れ具合も美味。ユル~いカリブ風味の2曲がいい。(出嶌)

FUNKADELIC 『Uncle Jam Wants You』
Warner Bros.(1979)
  クリントンがまさにピークを迎えたタイミングでリリースした一枚。ミュージシャンやシンガー陣も顔役が揃い、シャレを通り越したメッセージも含め、何から何までがエグすぎる。インパクトの強さでは“(Not Just)Knee Deep”だろうが、ファンクはすべて濃密。(JAM)

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