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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年10月06日 13:00

更新: 2005年10月06日 19:41

ソース: 『bounce』 269号(2005/9/25)

文/bounce編集部

イングランドとはひと味違う独自のシーンがモリモリ!

各チーム(バンド)への質問
(1) 自分たちの持ち味は?
(2) バンドをサッカーのポジションに例えるとするならばどこ?
(3) 好きなチーム/選手は?
(4) 自分たちの街自慢をしてください!

HAL
  ストロークス、リバティーンズと話題のバンドを次々と送り出したラフ・トレード。そんなレーベルが自信を持って新たに紹介するのが、アイルランドから登場したニューカマー、ハルだ。デイヴ(ヴォーカル/ギター)とポール(ヴォーカル/ギター)のアレン兄弟を含む4人組で、60~70年代ロックから影響を受けたソングライティングが魅力的。兄弟の両親がアマチュアのフォーク・ミュージシャンだったこともあって、2人は小さな頃からサイモン&ガーファンクルやビーチ・ボーイズを聴いて育ったらしい。70年代以前の楽器のみを使用してレコーディングされたファースト・アルバム『Hal』は、マジカルなアレンジに美しいハーモニーが映えて、音楽への愛情がキラキラと眩しい仕上がりだ。元オレンジ・ジュースのエドウィン・コリンズもプロデュースで参加。テンションの高いロンドン・シーンから距離を置いて、レイドバックしたサウンドメイクに協力している。また、今年の〈サマソニ〉では初来日を果たした彼ら。シャイな笑顔を浮かべてプレイしていた姿が微笑ましかったぞ。(村尾泰郎)

(1)「バンドの最大の持ち味、それは僕らがユニットだということかな。もっと言えば完全な家族だということだよ。僕ら3人は肉体的にも精神的にも音楽的にも共に成長していったんだ。そして結果的に音楽をプレイしている。これが本当に深い音を作っているんだ」(デイヴ・アレン、ヴォーカル/ギター:以下同) 
(2)「フォワードかな。ハルは実験を愛しているからね」 
(3)「マンチェスター・ユナイテッドになるんだろうな。ダブリンとこのクラブには強力で歴史的なコネクションがあるんだよ。好きな選手はジョージ・ベスト!」 
(4)「海がすごく近いこと。海は僕らがインスピレーションを受ける場所なんだ」

SONS AND DAUGHTERS
  UKロックに大きな影響を与えてきたスコティッシュ・シーン。フランツ・フェルディナンドを発見したレーベル、ドミノが新たに紹介するのがサンズ・アンド・ドーターズだ。アラブ・ストラップでドラムを叩いていたデヴィッド・ゴウと、アルバムにヴォーカルで参加していたアデル・ベソルを中心に、スコット・ピーターソン(ギター/ベース)、エリダ・レノン(ベース/マンドリン)の4人で2001年に結成。ドイツの伝説的なスタジオ、コニー・プランクで録音された『The Repulsion Box』は、ブルースの図太さとガレージ・ロックの荒々しさが拳のように殴りかかってくる強烈なデビュー・アルバムだ。プロデュースを担当したのは、バンドが敬愛するニック・ケイヴの作品でもお馴染みのヴィクター・ヴァン・ヴァート。無駄な要素を削ぎ落としたロウなサウンドが、鼓膜にヒリヒリ染みてくる。アデルのヤサぐれた歌声にスコットのコーラスが絡むあたりは、無骨なまでのロック根性が炸裂。このエモーションの昂ぶりをライヴで浴びたらひとたまりもないはず。(村尾泰郎)

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