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特集

ToM TOM――シカゴ・ソウルの伝統を未来へと押し進めていく偉才、トム・トムの新旧ワークスに注目!!

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年08月25日 18:00

更新: 2005年08月25日 19:13

ソース: 『bounce』 268号(2005/8/25)

文/林 剛

 シカゴ(・ソウル)サウンドの特色のひとつに、タイトかつ大らかなホーン&ストリングスの響きというのがある。その響きを長年に渡って守り続けているのがトム・トムことトーマス・ワシントンだ。60年代以降、アレンジャー/キーボード奏者としてシャイ・ライツをはじめとする地元シカゴ勢の作品に関わってきた彼は、70年代中盤からもアース・ウィンド&ファイアをはじめとするカリンバ・プロダクション一味やキャミオ、ジャクソンズ、ジェネシスなどの作品で粋なアレンジを施し、それらが評判を呼んで日本人アーティストからも仕事を依頼されてきた。

 プロデューサーとしても、このたびリイシューされたリヴェレイションの82年作などを手掛けている。近年はデルズやスティーラーズといった地元のヴェテランを援護し、アヴァントやキキ・ワイアットといったスティーヴ・ハフ絡みの現行シカゴR&B作品にも起用されるなどオファーは絶えない。これまで名前の後に73、75、84、99といった数字を付けてきた彼の現在の名義はトム・トムMMLXXIV(=2084)。そう、常に〈いま〉であり続けるアレンジャーなのだ。

▼トム・トムの参加作品


リヴェレイションの82年作『Revalation』(Shakehand)

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