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特集

ダンスホールに輪廻するボブのサウンド TIME WILL TELL

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2005年08月18日 14:00

更新: 2005年08月18日 16:01

ソース: 『bounce』 267号(2005/7/25)

文/八幡 浩司

 生でボブ・マーリーを観られなかった僕が〈ボブ・マーリーってスゲー〉って体感したのは、97年にジャマイカがサッカーのワールド・カップ出場を決めた試合を現場で観た時。試合終了後のお祭り騒ぎが一段落した頃に、スタンドから自然に“One Love”の大合唱が始まって、そのとんでもない音圧を喰らいながら、いかにボブ・マーリーの歌がジャマイカの人々に染み込んでいるのかを改めて身体で理解させられたんですな。

そう、〈神様〉の歌はいつも身近、で、それは現在にもガッチリと生きてます。ダンスやサウンド・クラッシュの現場でも、“One Love”以外にも数多くの名曲が主に会場を一体化させて盛り上げる最強のネタとして日々各サウンドマンにプレイされていたり、多くのアーティストたちにカヴァーされているのは言うまでもないけど、そうした名曲のリディム・トラックは現在でも繰り返し各レーベルからリメイクされて、レゲエ/ダンスホールの〈定番〉として愛され続けています。そうしたリメイク・リディムものは、ボブ・マーリーのオリジナルが持つ、ポジティヴでレベルでラヴなイメージと、現在のアーティストたちとのコラボといったところで、各アーティストたちがその残像とどう向き合い、格闘するのかが聴きどころ。そこから生まれた名曲も多数だけど、個人的には日本人のPAPA Bが〈One Drop〉リディムで歌った“日いずる国”をプッシュ。そう、ボブ・マーリーは現役、スゲーんだ。

▼ボブのリメイク曲を含むダンスホール作品を紹介

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