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特集

ボブ・マーリーを知るための15枚 DISCOGRAPHIC BOB MARLEY(2)

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2005年08月18日 14:00

更新: 2005年08月18日 16:01

ソース: 『bounce』 267号(2005/7/25)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Exodus』
Tuff Gong/Island(1977)

  銃による襲撃を受けたボブが、その1年後、ジュニア・マーヴィンを新たにリード・ギターに迎えて制作した作品。凄まじくタイトなサウンド・プロダクションにただならぬ緊張感が渦巻く。“Jamming”“Waiting In Vain”“One Love”などの名曲を収録。(YAHMAN)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Kaya』
Tuff Gong/Island(1978)

  『Exodus』セッションからの楽曲も収録した、〈神の草〉を意味するタイトルの一枚。“Is This Love”“Sun Is Shining”なども入っている。ラスタマンとしてのアイデンティティーを歌った“Time Will Tell”の静かなる力強さに、思わず聴き入ってしまう。(YAHMAN)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Babylon By Bus』
Tuff Gong/Island(1978)

  そりゃ『Live!』は名作なわけだけど、後期ウェイラーズの強力さを知るにはこのライヴ盤も。ワールド・ツアーの模様を収めた今作は、彼らがもはやワールドクラスのスーパースターであることを伝えるものだ。あまりにロック的なジュニア・マーヴィンのギターにもアガる!!(大石)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Survival』
Tuff Gong/Island(1979)

  ひさびさのジャマイカ録音、そしてこの年に行われた念願のエチオピア訪問……それらのトピックが、死の影が忍びよっていた当時のボブに活力を与え、そして今作を残すことになった。円熟味を増しながらも、刀の切れ味はそのままに。晩年に辿り着いたひとつの到達点。(大石)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Uprising』
Tuff Gong/Island(1980)

  ボブ生前最後となってしまった作品。知らないものはいない“Redemption Song”“Could You Be Loved”での、最晩年とは思えぬ透き通った世界観。このピュアな輝きの前には言葉を失う。祈るようにひとつひとつの言葉を紡いでいくボブの姿……ここでも名曲ばかり。(大石)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Confrontation』
Tuff Gong/Island(1983)

  ボブの死後3年後に生まれた編集盤……ではあるが、『Uprising』に連なる晩年の作風がキープされたオリジナル作品としても楽しめる一枚。死後ヒットを記録した“Buffalo Soldier”やホンワカした曲調のなかで打倒バビロンを歌った“Chant Down Babylon”など良曲多し。(大石)

BOB MARLEY 『Chant Down Babylon』
Tuff Gong/Island(1999)

  アイランド40周年を記念してスティーヴン・マーリーのプロデュースによって制作された疑似デュエット集。ローリン・ヒル、エリカ・バドゥ、バスタ・ライムズ、スティーヴン・タイラー&ジョー・ペリーらが参加し、何度目かのボブ再評価の気運を盛り上げることとなった。(大石)

OTHERDISCOGRAPHIC
COMPILATIONS
『One Love』
『Rasta Revolution』
『Grooving Kingston 12』
『Chances Are』
『Roots Of A Legend』
『Legend : The Best Of Bob Marley And The Wailers』
『Rebel Music』
『Talkin' Blues』
『Songs Of Freedom』
『Natural Mystic : The Legend Lives On』
『One Love : The Very Best Of Bob Marley & The Wailers』
『Fy-ah, Fy-ah』
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