こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

ボブ・マーリーを知るための15枚 DISCOGRAPHIC BOB MARLEY

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2005年08月18日 14:00

更新: 2005年08月18日 16:01

ソース: 『bounce』 267号(2005/7/25)

文/大石 始、YAHMAN

BOB MARLEY & THE WAILERS 『The Birth Of A Legend (1963-66)』
Columbia

  不良による不良のための音楽として生まれたスカ。なかでももっとも危なっかしいヤンチャ坊主としてウェイラーズは人気を集めた。今作は最初期音源を集めた編集盤で、スカタライツの演奏も〈発明〉というほかないカッコ良さ。狂ったようにスウィングするボブが最高だ。(大石)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Soul Rebels』
Trojan

  リー“スクラッチ”ペリーと録音した楽曲を集めた編集盤。スカからレゲエへの移行期だけに、〈何か〉が生まれる前のザワザワとした興奮が全編を覆っている。この頃からタッグを組みはじめたバレット兄弟のビートも強烈無比。ボブの歌唱もまだリズム&ブルース的だ。(大石)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『African Herbsman』
Trojan

  こちらもリー・ペリーのプロデュース音源を集めたものだが、“Trenchtown Rock”など後に再演される有名曲はこの盤のほうが多い。前のめりなゲットー・ファンク“Fussing And Fighting”などは困りもののカッコ良さだ。カリスマ化直前の煌めきを収めた定番作品。(大石)

THE WAILERS 『Catch A Fire』
Tuff Gong/Island(1973)

  リー・ペリーの元を離れたウェイラーズが、クリス・ブラックウェルに見込まれて制作したメジャー・デビュー作。“Stir It Up”など名曲多数。なお、〈ジッポ・ジャケ〉で有名なオリジナル盤のアートワークは後に〈Deluxe Edition〉で復活した。(YAHMAN)

THE WAILERS 『Burnin'』
Tuff Gong/Island(1973)

  “Get Up, Stand Up”“Rastaman Chant”“I Shot The Sheriff”などを収録。ウェイラーズ名義での作品だけに、ボブがヴォーカルを取っていない曲もある。バンドとしての存在を強く表した傑作だが、発表後ピーター・トッシュとバニー・ウェイラーが脱退してしまう。(YAHMAN)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Natty Dread』
Tuff Gong/Island(1975)

  バニーとピーターが脱退し、アイ・スリーが加入。新生ウェイラーズの出発盤だ。コーラス・グループからシンガー&バンドというスタイルに変わったことがサウンド面にも影響を与えており、ソロ・シンガーとしてのボブの姿がよりくっきりと。これも名曲ばかり。(大石)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Live!』
Tuff Gong/Island(1975)

  同年7月に行われたロンドン公演の実況録音盤で、興奮の絶頂に達した観客の大合唱や大歓声も収録。放出されたレベル・ミュージックに人々が呼応、会場が一体化していく瞬間までをも収めた究極のライヴ盤だ。“No Woman, No Cry”はいつ聴いても鳥肌もの。(YAHMAN)

BOB MARLEY & THE WAILERS 『Rastaman Vibration』
Tuff Gong/Island(1976)

  シルヴァン・モリスとエロール・トンプソンという名エンジニアによるゴリッとした音像構築もインパクト大な一枚。全体的にヘヴィーなレベル・ミュージック的楽曲が多いが、その奥でしなやかなリズムをひたすら供給するバレット兄弟が凄い。その絶妙なバランスたるや。(大石)

インタビュー