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レゲトンは定着する

 さぞかしエキサイティングなレコーディング・セッションが繰り広げられたことだろう。なかでもDJプレミア×テゴ・カルデロンのタッグに沸き立つファン多し!

「テゴは他のレゲトン・アーティストよりもハードコア志向だし、USのラップをずっと聴き続けてきた男だからな。もちろんギャング・スターの大ファンでもあった。だからプレミアと共演できるっていうのはすごく光栄に思ってたみたいだったよ。他では絶対に聴けないような組み合わせだね」。

 最後に、気になるこのレゲトン・ブームの今後について占ってもらった。

「メインストリームでもひとつのジャンルとして定着するだろうね。当然だと思うよ。アーバン層のラティーノ人口が増えるのに比例してね。俺はいつもこう言うんだ、これをヒップホップとかアーバンという名の木に例えるなら、また新しい枝が生えたようなモンだ、ってね。根っこ(ルーツ)にあるのはアーバン・カルチャーとかヒップホップ・カルチャーで、そのなかに〈イースト・コースト〉とか〈ギャングスタ・ラップ〉とか〈クランク〉みたいなサブ・カテゴリーが存在する。レゲトンもヒップホップからの影響を強く受けているからね」。

 近日中に来日も噂されている彼の動向をしっかりチェックしておこう!

▼『The Reggaetony Album』に参加したレゲトン・アーティストの作品を一部紹介

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年08月11日 15:00

更新: 2005年08月11日 20:44

ソース: 『bounce』 267号(2005/7/25)

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