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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年07月14日 15:00

更新: 2005年07月14日 17:18

ソース: 『bounce』 266号(2005/6/25)

YOUR SONG IS GOOD
『YOUR SONG IS GOOD』
 kakubarhythm(2004)

  彼らの底抜けに楽しいライヴに接していると、ダンス・ミュージックとして発展したカリプソやルーツ・ミュージックの神髄を自然と身体で覚えていることに気付く。DJ諸氏にスピンされ続けている意味でも機能性は保証済み。(駒井)

THE ZOOT16
『RIGHT OUT!』
 ZOOT SUNRISE SOUND(2004)

  レゲエ、スカ、ダブなどを、単体ではなくまとめて一気に掘り下げたような、そんなザラついたサウンドが醸し出す愛おしいグルーヴがたまらない。涼もうとするだけが夏じゃないぞ!と気合いの入るパンクな一面もアリ。(立野)

The Miceteeth
『from RAINBOW TOWN』
 サブスタンス(2005)

  もはや彼らを〈スカ・バンド〉として紹介するのは無理かも(いい意味で)。1年ぶりとなるこのニュー・アルバムはそんな思いを強くさせるようなアルバムだ。定評のある次松大助の切ない歌唱はノスタルジックな夏の匂いを漂わせ、まろやかなバックが気怠くも心地良い夏の夕方のように迫ってくるのだが、そんなThe Miceteeth特有の魅力がさらにエヴァーグリーンな光を放っていて、一言〈最高のポップ・アルバム!!〉とだけ書いて終わらせたくなる。とはいえ、“New Stepper”のようなキラー・スカもあるので、かねてからのファンもご心配なく。気の合う仲間たちとのホーム・パーティーなんかでこのアルバムが流れ出したら最高だろうな。(大石)

やっほー!バンド
『あんたらちょっと』
 ポリスター(2004)

  90年代初頭から活動を続けるルーツ・ロック・レゲエ・バンドの2作目。粘り着くようなアフタ-ビ-トに乗せて届けられるのは、日々の生活から感じる喜びや疑問を綴ったシンプルながらも含蓄のあるメッセージ。エンジニアは内田直之。(望月)

VARIOUS ARTISTS
『UDAGAWA LOVERS ROCK』
 LD&K

  レコ屋街にあるカフェから届いた夏の決定盤! カセットコンロス、DREAMLETS、BAGDAD CAFE THE tre-nch town、Cool Wise Menらの楽曲をユル楽しくまとめた本作は、南国ムード満点&ビールがよく合う心地酔~い一枚。(立野)

LITTLE TEMPO
『SUPER DUB』
 スピードスター(2005)

  リコ・ロドリゲス、そしてトニー・ユタとの味わい溢れる&辛辣なコラボを冒頭と終曲に配して届けられた極上のダブ盤。大胆な音の抜き差しの切れ味、そして空間処理が持つ深み。どれをとっても申し分ありません。トバされます。(駒井)

VARIOUS ARTISTS
『EBONY MEETS IVORY ~10 Groovy Fingers on the Keyboard~』
 FIRST AID NETWORK

  活きのイイものから、心身をほぐすようなリラックス・ムード満点のものまで、鍵盤奏者の楽曲をまとめた好コンピ。なかでもLITTLE MASTAの新曲は格別! 快適盤です!(立野)

copa salvo
『LOVELETTER FROM FAR EAST』
 plants/RD(2005)

  ラテン・アメリカの音楽を、その文学と同じく神秘的に語るのは簡単だが、遠い国への限りない憧憬を生々しい音の固まりによって身近に体感できる。熱さの陰にある意外なニューウェイヴ気質にクールダウン。(駒井)

スカポンタス
『So ピース』
 ビクター(2005)

  ユルさゼロのパッキパキ・スカ・サウンドで夏をさらにアツくするスカポンタスの2作目は、パーティー気分を盛り上げる歯ごたえの良さが魅力。だからこそ、夏の終わりの切なさに溢れた“Perfect Place”のような曲が染みるんだよね。(大石)

KODAMA AND THE DUB STATION BAND
『IN THE STUDIO』
 DELPHONIC(2005)

  こだま和文のトランペットには、爽やかな初夏のそよ風よりも、ギトギトと汗ばむ猛暑の午前9時、そんな微妙な温度がまとわりついている。クールなのにホット、クワイエットなのにラウド。今作は、99年に「RIDDIM」誌の創刊200号記念イヴェントのために結成されたDUB STATION BANDとのセッションを収めたもので、本邦初登場となるレア音源集だ。テレコで録った歪んだ音像のなかで、70年代のジャマイカから抜け出してきたようなロッカーズ・サウンドが蠢き、こだまのトランペットが叫び声を上げる。聞けばMUTE BEAT以来10年ぶりのバンド編成でのセッションだったとか。そのただならぬゲットー・ヴァイブに鳥肌が立たなかったとしたら、耳の掃除をしたほうがイイかもしれない。(大石)

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