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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年06月02日 17:00

更新: 2005年06月02日 18:46

ソース: 『bounce』 265号(2005/5/25)

文/大石 始、佐藤 ともえ、出嶌 孝次、林 剛

YESTERDAYS NEW QUINTET 『Stevie』 Stones Throw(2004)

  マッドリブが“Too High”や“Superstition”をインストでカヴァーした丸ごとワンダー盤。緊張感とユルさを兼備した作りで、タムラ製のレコード盤面を模したディスクの装丁まで遊び心が横溢。ジャケはノヴェルティー盤のほうが良かったんだけど。(出嶌)

JA RULE 『Pain Is Love』 Murder Inc./Def Jam(2002)

  あの“Do I Do”を弾き直し、スティーヴィー歌唱のフォロワーであるケイスにフックを歌わせた“Livin' It Up”で軽快に弾むジャ・ルール。翌年の“Thug Lovin'”ではサビでボビー・ブラウンに“Knocks Me Off My Feet”を歌わせてみたり……愛好家ですね。(林)

MARY MARY 『Incredible』 Columbia(2002)

  アーバン・ゴスペル姉妹デュオのメアリー・メアリーがこのセカンド・アルバムでカヴァーしたのは、『Characters』に収録されていた“You Will Know”。生音を基調としたバック・トラックに乗る2人の思慮深い歌声が楽曲の世界をふくよかに包み込んだ好カヴァーです。(佐藤)

INTELLIGENT JAZZ 『STEVIE IS WONDERFUL』 STAND OUT(2004)

  タイトルはベタだけど……まさにワンダフル!! Kay Nakayamaと神保彰を中心としたチルアウト寄りのジャズ・ユニットが全編に渡ってスティーヴィーをカヴァーした一枚。かの香織やジンプスターをフィーチャーし、翻案スタイルにも愛情が感じられます。(大石)

『The Wonder Of Stevie : DJ Spinna & Bobbito』 Harmless 

  勝手に作った『Wonder Wrote It』ほどのメチャクチャさ(TV出演時の模様やライヴ音源なども収録していた)は望むべくもないが、ヒュー・モンテネグロの“You Got It Bad Girl”、セルメンによる“Superstition”など陽射し強めな好カヴァー、さらにはシュープリームスの名曲“Bad Weather”、ラムゼイ・ルイス“Spring High”などの提供曲を定番からレアものまで網羅。セパレートとミックスの2枚組仕様も嬉しい。(出嶌)

『The Wonder Of Stevie -Melody Man : DJ Spinna & Bobbito』 Harmless 

  表題はスモーキー・ロビンソンに提供した“Melody Man”から。今回もミニー・リパートンやスピナーズ、ジャーメイン・ジャクソン、BB・キングらに書いた定番チューンと知られざるカヴァー・ヴァージョンが混在。ガトー・バルビエリによる“I Am Singing”とかロニー・フォスターの“Tuesday Heartbreak”とか、ズルい!と思ってしまうほどハマッた名曲/名カヴァーの嵐だ。(出嶌)

DONNY HATHAWAY 『These Songs For You, Live!』 Atlantic  

  既発のライヴ盤ではマーヴィン・ゲイの曲も披露していたダニーだが、別のライヴではスティーヴィーの“Superwoman”を歌っていたことが本作で判明。後にはスティーヴィーが提供した“You Are My Heaven”をロバータ・フラックとデュエットしている。(林)

WARREN G 『The Return Of Regulator』 G Funk/Universal(2001)

  ネタ使いのモロ具合には定評のあるウォーレンG。今作中の“Ghetto Village”でサンプリングしたのは荘厳な“Village Ghetto Land”。しかもスティーヴィーの歌うフックをそのまま取り出して疑似共演的な仕上がりにしている。ヒネリのなさが逆に凄い!?(出嶌)

MICHAEL McDONALD 『Motown Two』 Motown(2004)

  モータウン入りを果たした大御所は、このカヴァー・アルバム第2弾でもワンダー曲にトライ。スティーヴィー本人がハーモニカで客演した“I Was Made To Love Her”に加え、“Tuesday Heartbreak”をアダルトに熱唱。スモーキーな声質が合った後者の出来が良い。(出嶌)

LUTHER VANDROSS 『Your Secret Love』 Epic(1996)

  スティーヴィーの作品にコーラスで参加したこともあるルーサー。“Creepin'”を取り上げたこともあったが、本作では包容力たっぷりに“Knocks Me Off My Feet”を熱唱。同時期にドネル・ジョーンズ、テヴィン・キャンベルも同曲をカヴァーして話題になりましたな。(出嶌)

Noa Noa 『Bebe』 コロムビア(2004)

  ここ数年、和製カフェ・オブ・ワンダー(?)が増えてきたなかでも、ここで聴ける“Bird Of Beauty”が白眉。サウダージ気分に溢れた小品に仕上がっております。前作『Noa Noa』では“Don't You Worry 'Bout A Thing”を取り上げていたし、スティーヴィーが相当お気に入りなんですな。(出嶌)

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