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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年06月02日 17:00

更新: 2005年06月02日 18:46

ソース: 『bounce』 265号(2005/5/25)

文/大石 始、佐藤 ともえ、出嶌 孝次、林 剛

カヴァーにサンプリング……膨大なリスペクト!

WELDON IRVINE 『Sinbad』 RCA(1976)

  マッドリブに愛を捧げられた点ではスティーヴィーとも共通するブラザー・ウェルドン。ニュー・ソウルの旨味を潤沢に含有する本作には、名曲“I Love You”などと並んで“Don't You Worry 'Bout A Thing”のカヴァーも収録。女声のあしらい方も粋で、かなりのグッド・カヴァー!(出嶌)

THE DETROIT EXPERIMENT 『The Detroit Experiment』 Ropadope(2002)

  スティーヴィーが育ったデトロイトのソウルを体現する、カール・クレイグを中心としたユニット。本作ではアンプ・フィドラーがスティーヴィーばりのマルチな手腕を発揮した“Too High”が聴ける。シンセいじりも歌心もバッチリ継承してるよ!(出嶌)

GEORGE MICHAEL 『Ladies & Gentlemen : The Best Of George Michael』 Epic 

  過去に“I Believe”をカヴァーしたこともあり、相当なワンダー愛が窺えるジョージ・マイケルだが、ここではメアリーJ・ブライジをパートナーに“As”をデュエット。原曲以上にポジティヴで力強い2人の掛け合いに興奮させられます。(佐藤)

JOSE FELICIANO 『And The Feeling's Good』 RCA(1974)

  盲目の天才プエルトリカン、ホセ・フェリシアーノは数多くの名曲カヴァーで知られているけど、なかでも今作収録のスティーヴィー“Golden Lady”はキラー・カヴァー。エレピとストリングスが優雅に揺らめくなか、少しクセのある歌声を響かせるホセがソウルフル!(大石)

BLUE 『Best Of Blue』 Innocent/Virgin 

  活動休止中のブルーがこのベスト盤用の新曲として用意した“Curtain Falls”は、“Pastime Paradise”ネタの内省的な出来でビックリ。アンジー・ストーンとスティーヴィー本人を招いた“Signed, Sealed, Delivered I'm Yours”の豪華かつ楽しげなカヴァーもここでいっしょに聴いておきたいね!(出嶌)

JODECI 『Diary Of A Mad Band』 Uptown/MCA/ユニバーサル(1993)

  恋人に密かな不安を持ったどこか内向的な男を想わせる“Lately”を、軽く逆ギレ的に聴かせるヘイリー兄弟(特にK-Ci)の激唱がかえってエモーショナル。彼らのヴァージョンでふたたびスポットを浴びた名バラードだ。ただし収録は日本盤のみ。(佐藤)

ERIC CLAPTON 『Reptile』 Reprise(2001)

  “I Ain't Gonna Stand For It”をノビノビとカヴァー。駆け巡る神様のギター以外はオリジナルに忠実な出来で、ビリー・プレストンの叩くピアノもネイサン・イーストのベースもファンキー! インプレッションズ(本物!)をコーラスに従えているのにもビックリな豪華ヴァーです。(出嶌)

WILL SMITH 『Willenium』 Columbia(1999)

  “I Wish”をサンプリングした“Wild Wild West”で、フックを担当するドゥルー・ヒル(というかシスコ)と共にノリノリぶりを発揮したのがウィル・スミス。同名主演映画のテーマとしてもヒットを記録したこの曲、プロモ・クリップには本家スティーヴィーも出演!(佐藤)

SERGIO MENDES 『Sergio Mendes』 Elektra(1975)

  何かと縁深いセルメンはこのブリージンな傑作にて“Lookin' For Another Pure Love”など3曲もスティーヴィーをカヴァー。デヴィッド・グルーシンの甘いストリングス・アレンジに包まれて、アイランド感満点の仕上がりに。女性コーラスの爽やかさも聴きものです。(大石)

COOLIO 『Gangsta's Paradise』 Tommy Boy(1996)

  映画「デンジャラス・マインド」の主題歌として大ヒット、全米チャートを制したクーリオ“Gangsta's Paradise”は、切迫したストリングスが効いた“Pastime Paradise”をループしたもの。フックを担うLVのヴォーカルも素晴らしい好リサイクルとなっている。(出嶌)

MARY J. BLIGE 『Ballads』 ユニバーサル 

  女王メアリーは日本でも某アパレルCM曲で使用されリヴァイヴァル・ヒットした“Overjoyed”をリメイク。流麗で繊細なメロディーをエモーション豊かに紡いでいく彼女のヴォーカルは貫禄たっぷり。御大みずからがプロデュースにあたり、ハーモニカでサポートもしています。(佐藤)

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