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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2005年04月13日 17:00

更新: 2005年04月14日 19:43

ソース: 『bounce』 263号(2005/3/25)

文/ダイサク・ジョビン

 まずはブラジルから、MPBの女王の座に君臨するマリーザ・モンチ。最近ではカルリーニョス・ブラウンとアルナルド・アントゥネスというブラジルきっての切れ者男性アーティスト2人を両脇に従えたユニット=トリバリスタスでも、最先端ポップスを聴かせてくれました。デヴィッド・バーンに見い出され、マーク・リーボーらともコラボレートしているのがペルーのスサーナ・バカ。その汎中南米ブラック・ミュージック的サウンドとディープな歌声によって、ビョークからアリ・シャヒード・ムハマドまで幅広い層から熱い支持を受けています。ベルギーとザイールのハーフであるマリー・ドルヌ≒ザップ・ママは、最近ではルーツやエリカ・バドゥとコラボレートしてフィリーのネオ・ソウル・サウンドに接近、そこにアフリカ・ピグミー族のコーラス&リズムをミックスさせるといった独自の音楽性を追求しています。

 アフリカはベナン出身で、パリを拠点に活動するアンジェリーク・キジョーは、ブラジル~カリブ~キューバといった中南米ブラック・ミュージックのエッセンスを独自に採り入れた、まさにユニバーサルなサウンドによって、カサンドラ・ウィルソンやデイヴ・マシューズをはじめ世界中のさまざまなアーティストに愛されています。同じパリでも、〈アヴァンギャルドの女王〉ブリジット・フォンテーヌは、アート・アンサンブル・オブ・シカゴからソニック・ユースまで、世界中の前衛ミュージシャンから慕われる孤高の存在。最後に、レバノン出身で1940年代から活躍する〈アラブの歌姫〉ファイルーズは、アラブのルーツ・ミュージックとインターナショナルなポップ・ミュージックをブレンドさせたサウンドによって、現在でもアラブ全域のみならずヨーロッパやアメリカでも絶大なる人気を博しています。

▼歴代の〈MISS UNIVERSE OF MUSIC〉を一部紹介


ファイルーズのベスト盤『The Best Of Fairuz』(Voix De L'Orient)

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