カテゴリ : フィーチャー
掲載: 2005年04月13日 17:00
更新: 2005年04月14日 19:43
ソース: 『bounce』 263号(2005/3/25)
文/大石 始×佐々木 俊広×塩野入 祐子
構成:bounce編集部
SHIO「フランスはシンガー・ソングライターのお国柄だよね、特にフランソワーズ・アルディ以降は。それまではプロデューサーにイジられて魅力を発揮するタイプとシャンソンの流れが主流だったから。カーラ・ブルーニやマリナもアルディから影響を受けてる感じがするなぁ~」
OISHI「で、あとはエミリー・シモンみたいなビョーク系がいて」
SHIO「エミリー・シモンは新しいと思う。彼女とかカーラ・ブルーニはフランス国内でも人気があるもんね。ケレン・アンはもっとインターナショナルなマーケットを視野に入れてる感じ」
OISHI「エミリー・シモンについてはP67もチェック!! で、ギリシャにはクリスティ・スタシノポロウっていう、ビョーク~エミリー・シモン・ラインの人もいるね。〈地中海エレクトロニカ〉って感じのイチ押しアーティストなんだけど、実は歳が……」
SASA「そうですね、実にもったいない。これでルックスがカーラ・ブルーニだったらなぁ……」
SHIO「まぁまぁ。ちょっと毛色は違うけど、スペインのチャンバオもいるね」
OISHI「フラメンコ・タッチのアツい歌声を聴かせてくれるヴォーカルのマリちゃんがイイよなぁ。チル・フラメンコなサウンドもカッコイイ!!」
SASA「こうして挙げてみると、ヨーロッパって本当にいろんなタイプの人がいますねぇ。ページ足りないから、別冊作ります?」
マリナさん(フランス代表)
小鳥のさえずりのような瑞々しい歌声のパリジェンヌ。ヌーヴェル・ヴァーグのヴォーカリストとしても活躍中
エミリー・シモンさん(フランス代表)
ヒンヤリしたトラックと透明感のある声が魅力のクリスタル・クィーン