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特集

ICONS――強烈なキャラクターと説得力

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2004年12月27日 11:00

更新: 2004年12月29日 12:28

ソース: 『bounce』 261号(2004/12/25)

文/bounce編集部

〈ヒーロー不在〉の時代だと言われて久しい昨今、考えてみるとそれは音楽の世界にも当てはまる話ですね。ヒーロー、というと大袈裟な響きですけど、単純に誰もが知っている名前、誰もが歌える歌、みんなが持っているCD……なんてものはどんどん少なくなっています。この状況を分析すれば、嗜好の細分化がどうとかいう話になるのでしょうが……ただ、そういうものを全部無効にするほど強烈なアーティスト・パワーを持ったアイコン的な作品がなかったわけではありません。論より証拠、右の作品をお試しあれ。(出嶌)

松平 健 『マツケンサンバ II』 ジェネオン

 サンバやマンボをドッド~ン!と豪快に熱唱、打ち上げ花火みたいに煌びやかなステージングで、奥サマ方のみならず、みんなのハートを射抜いたケン様。進化した〈マツケン音頭〉に日本中がタマげました。(立野)

PARK YONGHA 『期別 キビョル』 Io/EMI Korea/ポニーキャニオン

 怒涛の韓流ブームの起爆剤となったTVドラマ〈冬ソナ〉でヨン様の恋敵役を演じた〈もうひとりのヨン様〉ことパク・ヨンハは、歌手としても大ブレイク。個人的にはチェ・ジウにもアルバムを出してほしいなあ。(佐々木)

R. KELLY & JAY-Z 『Unfinished Business』 Roc-A-Fella/Def Jam/Jive

 裁判中のアイコンと引退したはずのアイコンが最高の合体劇を繰り広げたリヴェンジ作。すぐ仲間割れしてしまうあたりが大物同士らしいけど、また手を組むことだろう。タイトルがタイトルだけに。(出嶌)

RAY CHARLES 『Genius Loves Company』 Concord

 アメリカ音楽にとって、フランク・シナトラと並び立つアイコンといえば間違いなくこの〈ジニアス〉。惜しくもこの世を去った彼が生前に作り終えていた後進たちへのソウル伝承式が今作。映画「レイ」の副読本としても必携。(出嶌)

2PAC 『Resurrection』 Amaru/Interscope

 いまなお衰えぬ2パックの人気……とは、この先何年も有効な枕。日本でもDVD化された同名ドキュメンタリーのサントラが今作。エミネムや50セントらと疑似共演した作りは、まさにアイコンvs.アイコン! ライヴ盤も出ましたね。(出嶌)

VARIOUS ARTISTS 『Hey ANIKI!』 フォーライフ

 宣言通り、桜島にて一大イヴェントを成し遂げた長渕剛。そこにも駆けつけたZEEBRA、LISA、般若らが最大級のリスペクトを込めてアニキの名曲をカヴァー。“しあわせになろうよ '04”ではアニキも一緒に大合唱。堅い絆がここに誕生!(立野)

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