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特集

MICHAEL McDONALD 『Motown Two』 Motown(2004)

  前作だけじゃ歌い足りなかったか、モータウン・カヴァー・アルバムの第2集が登場。マーヴィン・ゲイ“Mercy Mercy Me”やフォー・トップス“Reach Out, I'll Be There”など今回も奇を衒わない超ベタな選曲が清々しい。アノ声だけに女声モノのカヴァーも合うのね。

JOAN OSBORNE 『How Sweet It Is』 Compendia(2003)

  メジャーを去って独自の道を行く彼女のソウル・カヴァー集はほぼ半分がモータウン・ナンバー。ブルース・スプリングスティーンも歌った“War”や表題曲、名カヴァーの多い“Love's In Need Of Love Today”などを原曲からかなり飛躍したアレンジで歌っているのがカッコいい。

VARIOUS ARTISTS 『SAKURA MOTOWN REVUE』 ビクター(2004)

  タムラじゃなく〈桜〉ってことで、日本のアーティストたちがモータウンの名曲をカヴァーした一枚。久保田麻琴が仕切ったセッション曲と既発曲から成るが、南佳孝が超自己流に歌い崩したアレや、上田正樹の激シブなソレなど、想像以上に多彩な名唱だらけ!

VARIOUS ARTISTS 『Marvel Of Marvin』 Harmless(2004)

  同趣向のスティーヴィー盤に続いて登場した、マーヴィン・ゲイ(で知られる曲&が書いた曲)のカヴァー集。モータウン音源中心のなか、プーチョ&ラテン・ソウル・ブラザーズ“Let's Get It On”やシャイライツの〈悲しいうわさ〉が必聴! 4ヒーローのミックスもいい!

DARYL HALL & JOHN OATES 『Our Kind Of Soul』 U-Watch(2004)

  “Maneater”であのベース・ラインを使ったり、テンプスと共演したり、昔からモータウンに畏敬の念を示してきた両者。この初のソウル・カヴァー集にもモータウン・ナンバーがぎっしり。年輪を刻んだ歌唱なのにフレッシュに聴かせるのは楽曲のマジック!?

VARIOUS ARTISTS 『BeTi-Beyond The Influences』 Doughnuts(2004)

  邦楽アーティスト11組によるジャンル不問の洋楽カヴァー集。saigenjiが眩しげに歌い奏でる“Golden Lady”、AMADORIの密やかな“Ain't Nothing Like The Real Thing”、Sillyの流麗な“I Like It”……といったモータウンものが抜群なので載せときます!

『The Legend Of Motown Live At Apollo Theater 1985』 ユニバーサル(2004)

  オマケ。85年のアポロ・シアター50周年記念ライヴがDVD化! 往年のモータウン・スターらが、ジョージ・マイケルらを迎えて無邪気にヒット曲を歌いまくるメチャメチャ熱いソウル・ショウ。こいつはマストでしょ!

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年12月02日 13:00

更新: 2004年12月02日 16:57

ソース: 『bounce』 260号(2004/11/25)

文/轟 ひろみ

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