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特集

ヴェテランたちも勢いを増しているぞ

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年11月11日 13:00

更新: 2004年11月11日 18:13

ソース: 『bounce』 259号(2004/10/25)

文/狛犬

 このようにNY~東海岸に限定してもどんどん新しいアーティストが登場してくるヒップホップ・シーンだが、リスナーや流通形態の多様化といったシーンの成熟にともなって大御所的なヴェテラン・アーティストたちも勢いを盛り返している。どんどん現れてきている。LLクールJのように20年に渡って最前線で活躍している人は別格としても……彼と同じように15年以上に渡ってメジャー・レーベルを渡り歩いている存在にエリック・サーモンがいる。先日リリースした『Chilltown New York』はスロウバック・ムードに乗って地元愛をアピールした堂々の王道作に仕上がっていた。また、メジャー契約はないが、そのテンションがまたもピークにきているのが、先頃『Keep Right』をリリースしたKRS・ワンだろう。同じように、名門レーベルのペナルティと新たに契約し、変わらぬユーモラスな味わいとハイセンスなサンプリング・ワークで編み上げた充実作『Milk Me』をドバッと出したビートナッツ、さらにはベイビーグランデから復活したブランド・ヌビアンのような面々もいる。あとは、笑っちゃうくらい変化のないオールド・スクール・フレイヴァーを抱いて地元愛をアピールしたビースティ・ボーイズの力作『To The 5 Boroughs』のことも忘れちゃいけない。他ジャンルのヴェテランよりもまだまだ若い連中だけに今後も注目だろう。

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