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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年08月05日 13:00

更新: 2004年08月05日 20:32

ソース: 『bounce』 256号(2004/7/25)

文/松岡 絵里

女王が語るシーンの黎明期、そして最高傑作『QUEENDOM』


 PUSHIMのニュー・アルバム『QUEENDOM』がリリースされると聞いたとき、もう4枚目かぁ!となんだか感慨深い気持ちになった。「私がデビューした時って女の歌い手さんのブームで、〈ディーヴァ〉っていう言葉がよく使われていた時期やったんですよね。私もその渦中のひとりやったし……」とPUSHIMは話すが、当時のシーンを振り返ってみると、確かにそんな状況だったと思う。けれど、気付けば彼女は〈ディーヴァのひとり〉という渦をスルリと抜け出し、〈シンガーPUSHIM〉としての確固たるスタイルを築いていた。この間、デビューから5年。そんな経緯をもって出されたこの新作は、全体がスカッと抜けていてPUSHIMの揺るぎない自信が窺えるのだ。

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