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これからDVD化される映画をサントラで予習!!

 情感豊かなサントラも韓国映画の魅力。特に、まだDVD化されていない作品の場合、劇場の感動を追体験するにはサントラがもってこいでしょ? まずオススメしたいのは、イ・ビョンホンが出演した「純愛中毒」。こちらのスコアを手掛けているのはフランス在住のチョン・ジェヒョンで、ボッサ・テイストまで採り入れたノーブルで情熱的な仕上がり。また、6月26日より東京・ユーロスペースほかで上映がスタートする「子猫をお願い」も注目。5人の女性の青春群像を描いたこの作品、サントラのほうも実に甘酸っぱい仕上がりで、胸のあたりがザワザワしちゃいます。音楽を手掛けているのは韓国初の映画音楽専門プロダクションであるM&F。「オアシス」は重度脳性麻痺障害の女性を演じたムン・ソリの演技も壮絶なシリアスな物語でしたが、サントラも哀切感溢れるエモーショナルなもの。お次はチャン・ドンゴンと仲村トオルの共演も話題となったSFアクション「ロスト・メモリーズ」。ハンパない緊張感とスケールの大きなスコア……ってこの手の映画の基本かもしれませんが、それにしてもコレはよくできています。もちろん「シルミド/SILMIDO」や「ブラザーフッド」といった現在公開中の話題作もサントラでチェックしたいところですよね。

▼文中に登場したサントラを紹介


「子猫をお願い」(Dream Beat)


「ブラザーフッド」のサントラ『Taegucgi』(Yejeon)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年07月01日 17:00

更新: 2004年07月01日 19:12

ソース: 『bounce』 255号(2004/6/25)

文/星 ゆう子

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