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特集

まだまだあるぞ!! DVDで観れる韓国映画の名作を紹介(2)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年07月01日 17:00

更新: 2004年07月01日 19:12

ソース: 『bounce』 255号(2004/6/25)


ペパーミント・キャンディー
アップリンク(1999)

  「オアシス」でも名演を見せていたソル・ギョングが主演。主人公が自殺するシーンから始まって、時間を遡っていく構成のなか、主人公が喪ったものが悲痛なまでに描き出されていく。韓国の歴史とそこに翻弄される個人。その無情さが胸をえぐる感動作。(村尾)


ラブ・レター パイランより
バンダイ(2001)

  浅田次郎原作の小説を映画化。冴えないヤクザが偽装結婚した自分の妻の死の知らせをきっかけに、忘れていた何かを取り戻していく。心の変化をストーリーと同じく哀切のある演技で見せる主演のチェ・ミンシクの名演が光っており、落涙必至の作品だ。(高橋)


春の日は過ぎゆく
松竹(2001)

  「八月のクリスマス」で多くの観客の涙を誘ったホ・ジノ監督の長編2作目。バツイチのキャリア・ウーマン演じるイ・ヨンエと初々しい録音技士演じるユ・ジテといった人気スターが、スレ違う男女の恋模様を熱演。歯痒過ぎる2人に胸が締めつけられます。(山西)


おばあちゃんの家
クロックワークス(2002)

  女流監督イ・ジャンヒョンの2作目。都会に住む孫が田舎の祖母の家に預けられ、心の交流を通じて成長していく物語。主演の子役以外はすべて素人で、スターはひとりも出ていない。だが、心温まるその内容で2002年、韓国では年間第2位の観客動員を記録。(高橋)


美術館の隣の動物園
ポニーキャニオン(1998)

  見知らぬ男女が同居を始め、対立しながら理想の恋愛のシナリオを共に作っていくうちにお互いのことを好きになっていく。シム・ウナ(「カル」)、アン・ソンギ(「シルミド/SILMIDO」)、イ・ソンジェ(「ほえる犬は噛まない」)らが出演している。(竹中)


祝祭
アップリンク(1996)

  ヴェテラン監督イム・グォンテクがメガホンを取り、名優アン・ソンギが主演。母の葬式に集まった人々のもつれあう人間模様を人間味たっぷりに描きながら、儒教社会である韓国の風習を仔細に伝える名画。人間の悲喜劇はどの国も変わらないのです。(高橋)


ノーウェアー ~情け容赦なし~
ポニーキャニオン(1999)

  チャン・ドンゴンや〈冬ソナ〉でお馴染みのチェ・ジウ、アン・ソンギが出演しているアクション映画。見所は映像にあり、白黒とカラーや高速と低速の撮影、自然現象を巧みに採り入れた画面構成など視覚的興味を惹く技巧が盛りだくさん。刺激的な作品だ。(高橋)


ほえる犬は噛まない
タキ・コーポレーション(2000)

  最新作「殺人の追憶」で話題を呼んだボン・ジュノ監督の長編デビュー作。ペット禁止のマンションで起こる子犬連続失踪事件を、先の読めないケッタイなコメディー・センスで描く。ヒロインは「美術館の隣の動物園」のイ・ソンジェ。走り方が可愛いッス。(村尾)

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