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特集

中間テストに備えて、この課題はマスト! 聴き逃しは厳禁よ!(3)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年05月07日 21:00

ソース: 『bounce』 253号(2004/4/25)

PINK FLOYD 『The Piper At The Gates Of Dawn』 Capitol(1967)

  奇妙なブルーズ・バンドはフリーキーなリーダーの脳みそをそのままブチまけることで、唯我独尊の極彩色ポップと実験性を世界で初めて鳴らした。その後の作品における論理的に構築されたフリークネスとはあきらかに異質な、狂気じみた無邪気さは奇跡的。(木村)

QUEEN 『A Night At The Opera』 Parlophone(1975)

  タイトルが示すように、さまざまなカテゴリーの楽曲を歌劇風にまとめ、荘厳かつドラマティックなクイーンのスタイルを確立した4作目。殺人者の心象をテーマにした“Bohemian Rhapsody”は、心に残る名曲としていまなお世界中の人々から愛され続けている。(奥本)

THE RAMONES 『End Of The Century』 Sire(1980)

  本作までの4枚のアルバムで、俗に言う〈金太郎飴〉パンクをヤリ倒したラモーンズが放った問題作。フィル・スペクターによる音作りは、バンドのポップ・サイドを引き出し、このあと2作に渡って続く同路線への布石となった。革ジャンを脱いだ4人が写るジャケが象徴的。(岩田)

THE ROLLING STONES 『Tattoo You』 Virgin(1981)

  ディスコ・ミュージックへのアプローチから一転し、本来のストレート&シンプルな潔いロックで1曲目の“Start Me Up”から一気に畳み掛ける構成は、彼らの80年代の最高傑作と言われている決定的な要因。本作で〈ストーンズ・デビュー〉を果たしたという人も多いのでは?(石田)

THE RUNAWAYS 『Queens Of Noise』 Mercury(1977)

  ロックに目覚めた女の子たちが〈さあー、行くわよー!!〉ってな感じで繰り出す元気いっぱいのギター・サウンドには、いまでもハートがドキドキさせられる。ジョーン・ジェットの音楽的才能とシェリー・カーリーのセクシーさは、とても16歳のものとは思えませぬ。(杉本)

STEPPENWOLF 『Steppenwolf』 MCA(1968)

  ルーツ音楽に対する造脂の深さと時代の空気を採り込んだ先鋭性。白人だと判明するまで黒人向けラジオ曲で頻繁にエアプレイされる一方で、誰も聴いたことのない〈ヘヴィネス〉を孕んだロックを産み出しカウンター・カルチャーとなった。初期衝動の真空パック。(木村)

THIN LIZZY 『Black Rose - A Rock Legend』 Warner Bros.(1979)

  シン・リジーのなかでも『Jailbreak』と並んで人気の名盤。ゲイリー・ムーアの哀愁を帯びた泣きのメロディーと、スコット・ゴーハムによるドラマティックで華麗な旋律、そんなツイン・ギターのハーモニーがアルバム全体に響き渡る。(杉本)

VAN HALEN 『Van Halen』 Warner Bros.(1978)

  時代はパンク。ハードロックの原点“You Really Got Me”を踏み台にして一気にヘヴィーメタルという未踏峰を制覇。他と一線を画す〈なんでもあり〉体質を成就させる技術と無邪気なまでの貪欲さ、なにも考えてなさそうな笑顔が空恐ろしい。ロックの分水嶺のひとつ。(木村)

ZZ TOP 『Eliminator』 Warner Bros.(1983)

  豪快なハード・ドライヴィング・ブギー、そしてヒゲ。お決まりスタイルが定着しつつあったのは、なにを隠そうこの時期あたりから。本質は変わりようのない重厚なブギーながら、シンセを導入し大ヒット。TVCM出演もあって、その存在は日本のお茶の間にまで浸透した。(石田)

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