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  「ある日お姉ちゃんが買ってきたのを初めて聴いた、ビビった。スゲーカッコイイー!! 多分オレは中学1年、お姉ちゃんは高3。友達に〈こんなカッコイイのがあるんだぜ!〉と、自慢げにレコードを貸した覚えがある。その後、オレはバンドを結成するのだ。このアルバムでオレはエアロを大好きになるのだが、オレの好みでは、いまのエアロよりこの頃のエアロだな。なぜならこの頃のエアロは〈ワル〉だからだ。ジョー・ペリーのスライドも相当〈ワル〉いしね。なんせ『Draw The Line』だもん、〈ワル〉いよ。ギンギンのバキバキだね。ところでオレの口元、スティーヴン・タイラーに似てない?」

佐藤タイジ(THEATRE BROOK)
86年に東京で結成された2人組ロック&ファンク・バンド、THEATRE BROOKのヴォーカル兼ギタリスト。インディーでの活動を基盤にして、95年にミニ・アルバム『CALM DOWN』でメジャー・デビューを果たす。今年の3月には、100曲近くに及ぶ楽曲のなかからメンバー自身がセレクトしたベスト・アルバム『The Complete Of THEATRE BROOK』(エピック)がリリースされている。

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年05月07日 21:00

ソース: 『bounce』 253号(2004/4/25)

文/bounce編集部

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