metamorphose presents ELECTROFUNK JAPAN TOUR nMrディ/B・キャロウェイ/ジェフ・ブラックリー/DJ 3000ほか 2月10日(火)神奈川・横浜BRE
横浜・港の見える丘公園の近くにあるスペース〈BRE〉、潮の匂いが漂う場所でそのパーティーは開催された。地下音楽流通屋・サブマージに参加するレーベル、エレクトロファンクがパフォーマンスをしにきたのだ。エレクトロファンクは、Pファンクとホアン・アトキンスとパブリック・エネミーのDNAが転移したような、ゲットーのファンク。主宰・Mrディのライヴは彼のキーボードに1MC&1ノートPCを従えた3人編成で、硬派なエレクトロからメロウ・ナンバー(ストリングスがモタる! 沁みる!)までを披露、ドープだ。続いてDJ 3000(彼はURのライヴ・ターンテーブリストでもある)はURナンバーを中心にハード・テクノとエレクトロ・ビートを往復するDJセットを展開、アズテック・ミスティックの名曲“Aquila”では聞いたこともないような歓声がフロアにこだました。ドレクシアという才能を失って2年近くになるが、彼の地のエレクトロはベース・サウンドと共に新たな前進を始めた模様。最後に、千葉の荒くれDJ軍団=FUTURE TERRAがラウンジを自由な雰囲気で満たしてくれたことも加えておきたい。こんなに絶叫と笑顔で溢れた空間は久々かも!