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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2004年01月22日 17:00

更新: 2004年01月22日 17:16

ソース: 『bounce』 250号(2003/12/25)

文/高橋 荒太郎

MACKA-CHIN 『CHIN NEAR HERE』 ビクター(2002)

  ポストカード型の珍しいパッケージも目を引くアルバムだが、内容のほうも素晴らしい。幅広い音楽の蓄積と体験の深さが感じられるさまざまな音のエッセンスと、独特の観察眼から綴られる言葉は、まさにMACKA-CHINならではのオリジナル世界。

SUIKEN 『SCORE』 ソニー(2002)

  DJ TOSHIKI DA HARDBOP、YAKKO、MR.ITAGAKI、と3人のプロデューサーを軸にガッチリと作られた超傑作! SUIKENのライム・デリヴァリーも完全進化形で、高度な言葉遊びとシャープなフロウが冴えまくる。もっと評価されるべき一枚。

S-WORD 『STAR ILL WARZ』 Def Jam Japan(2003)

  〈闘い〉をテーマにした本作。藤原ヒロシのプロデュース曲や、DOUBLEとの共演曲、念願だったというMUROとのコラボなど、高次元で繰り広げられるスタイルのぶつかり合いがスリリング。“Big Bangz”ではNITROのメンバー全員が登場。

XBS 『EXCLUSIVE BENEFIT STORY』 cutting edge(2003)

  地を這う低音ヴォイスこと、XBS初のフル・アルバム。感情を抑制したような言葉の響きは重低ヴォイスと絶妙にマッチし、また描かれる詞世界は抽象的でありながら物事の核心を突くような深さを感じさせるのはXBSならでは。

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