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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2003年12月04日 18:00

ソース: 『bounce』 249号(2003/11/25)

文/高野 裕子

  2002年、シングル“What I Go To School For”でデビューしたバステッド。ジェイムス・ボーン、マット・ジェイ、チャーリー・シンプソンからなるイギリスの3人組だ。3人が制服姿で憧れの女教師・ミス・マッケンジーを追いかける内容のプロモ・クリップのおもしろさもあってか、このシングルが大ヒット。イギリスのバンドには珍しいストレートな陽性ロック・サウンドと思わず口ずさみたくなるメロディー、ユーモア溢れた歌詞でつぎつぎにヒットを飛ばし、同年9月(日本は2003年6月)にリリースされたアルバム『Busted』は現在までに130万枚以上のセールスを挙げる大成功を収めている。

 すでに2度のプロモーション来日を果たし、日本でもファンが増えつつあるバステッドがセカンド・アルバム『A Present For Everyone』を完成させた。

「ツアーをやったとき実際にライヴで演奏してみたら、曲はCDよりずっとロックっぽかった。ギターがずっとラウドで。そのサウンドがまさにセカンド・アルバムのサウンドなんだ」(ジェイムス・ボーン、ギター/ピアノ)。

「1枚目よりずっと満足している。自分たちのやりたいことをプロデューサーのスティーブ・パワーに説明して、欲しい音を出してもらったんだ。1枚目のときは、自分たちのやりたいことをやるためにはプロデューサーと討論しなければならなかったんだからね」(チャーリー・シンプソン、ドラムス)。

 アヴリル・ラヴィーンを手掛けたことで有名なLAのプロダクション・チーム、マトリックスとの共作も2曲入った新作は、ロック・サウンドが前面に押し出され、他方ではハーモニーの効いたラヴ・バラードも聴ける広がりのある内容に。

「“Who's David”という曲は、聴いていくうちに〈デヴィット〉とは誰かがわかる曲なんだ。〈デヴィットって誰?〉という質問で始まり、物語風にだんだんデヴィット像があきらかになる。しっかり歌詞を聴いてもらいたいな」(ジェイムス)。

 1年間で演奏力も、歌唱力もソングライターとしての腕も向上したと自覚する彼ら。このセカンド・アルバムは今年のクリスマスをラウドに盛り上げるにはピッタリのアルバムだ。

「1枚目よりずっと質の高いアルバムさ。サウンドも、曲もベター。ラウドな音で聴いてほしい。そして歌詞に耳を傾けてほしい」(チャーリー)。

▼バステッドのアルバムを紹介

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