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特集

HILARY DUFF

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2003年12月04日 18:00

ソース: 『bounce』 249号(2003/11/25)

文/伊藤 なつみ

  イメチェンしたブリトニー・スピアーズに代わるかのように、いま、アメリカで大人気なのがヒラリー・ダフ、16歳。幼少時から舞台やTVCMで活躍していたが、国民的人気を得たのはディズニー・チャンネルで大ヒットした連続TVドラマ〈Lizzie McGuire〉(2001年~2003年)がきっかけで、のちに映画化されたほど。アメリカではその後も続々と出演作が続き、女優としての評価は確実に定着しつつある。そんな彼女、出演作のサウンドトラックなどで歌も経験していたが、今回正式にデビュー・アルバム『Metamorphosis』をリリースしたところ、初登場2週目にして全米第1位にチャートイン。リリースから2か月以上経ってもトップ10周辺に位置していて、本格的な歌いっぷりを裏付けるかたちで、アイドル人気に留まらない快進撃を続けている。

「もちろん、プレッシャーは大きかったわ。〈彼女はTVショウに出ているし、顔も売れているから、なにをやってもOKなのよ〉っていうふうに思われたくなかったから。本当に良い作品を作りたかったし、みんなにも心から気に入ってもらいたかったの。結果的にはそのとおりになったから、とても嬉しい!」。

 みずからが作詞したアルバム・タイトル曲“Metamorphosis”については、「私の生活がこの1年で急激に変わったから、〈変化〉や〈進歩〉をテーマに、〈自由になることや、思うがままに自分をさらけ出せすことを恐れない〉といったことを表現したかった」と話す。

 このほか、ガールズ・グループに在籍し、ヒラリーにとって影響大である姉・ヘイリーが妹のために2曲を書き下ろし、また、アヴリル・ラヴィーンの仕事で知られるマトリックスや、マドンナ作品を手掛けるチコ・ベネットなどと意見を交換し合いながら曲を完成させている。

「ポップすぎるものより、ロックっぽい作品にしたかった」というサウンドで、微妙な恋愛感情や、思うようにコミュニケーションが取れないといった悩みを歌う。歌の好きな女優が単に歌っている感じはまったくないし、親しみやすいキャラクターと育ちの良ささえ感じられる生まれながらにしてセレブのような雰囲気は、これまでの若手シンガーになかったタイプだ。

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