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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2003年12月04日 18:00

ソース: 『bounce』 249号(2003/11/25)

文/加賀 龍一

「エルトン・ジョンみたいに、何年も生き続けるような曲を書きたいな」


「僕らの結束はかつてないほど固いね。これで3作目のアルバムだし、近頃ではアルバムを3作以上作ったボーイズ・グループって他にいないんだよね」(アントニー・コスタ)。

 栄枯盛衰の激しいことこの上ないイギリスのヴォーカル・グループ・シーンにおいて、着実にそのステータスを確かなものとしているブルー。確かな自信に裏打ちされた待望のサード・アルバム『Guilty』は、これまでのソウルフルかつダンサブルなブルー節に、ロック色を加えるという創作意欲に満ちた、ズバリ最高傑作である!

「そう、自分のスタイルを変化させるってのはいいことだよね。最初のアルバムではモータウン、2枚目はダンスって感じだったから、じゃあ今作はロックでいこうって考えたんだ」(ダンカン・ジェイムズ)。

 歌って踊れるだけでなく、かつそこに進化を求めることこそが、彼らが世界中で大きな成功を掴むことができた理由なのだろう。もちろん表題曲“Guilty”のようなオハコの泣きバラードも健在だ。

「うん、“Guilty”は凄く思い入れのある曲なんだ。この詞は僕の体験──人にとっての最大の罪になるのは何だろう?ってところから来てるんだ。〈真心込めて君を愛することが罪なら、僕は有罪(ギルティー)だよ〉っていうことかな」(ダンカン)。

 うーん、まさに罪作り! さらに前作でのエルトン・ジョンとのデュエットに続き、今作ではスティーヴィー・ワンダーの名曲“Signed, Sealed, Delivered I'm Yours”を、なんとアンジー・ストーン(!)やスティーヴィー本人(!!)とコラボレート!

「いまでも信じられないよ! なんてったって、スティーヴィーやアンジーみたいな人たちと一緒に歌ったんだぜ。僕らにとっては、ズバリ夢みたいなものなんだ」(リー・ライアン)。

 テイク・ザットやウェストライフといった伝統的英国ボーイズ・グループの系譜をキッチリ受け継ぎ、「僕らは完璧じゃない。けど僕らは常に学んでいる」(アントニー)と、さらなる成功を求め進化し続けるブルー。では、その進化の果てには一体なにがあるのだろうか?

「僕はエルトン・ジョンみたいに、何年も生き続けるような曲を書きたいな」(リー)。

「僕らはいまやっていることが好きでたまらないんだ。ずっとこれが続いていけばいいなと思ってる。ボーイズ・グループの寿命ってやつは近頃どんどん短くなってるみたいだしね。だから僕らに飽きたりしないでくれよ、頼むぜ!」(サイモン・ウェブ)。

▼ブルーのアルバム『Guilty』に参加したアーティストの作品を紹介

▼ブルーの作品を紹介

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