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特集

60'sロンドンをスウィングさせた、グルーヴィーなオルガン・サウンド!!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2003年08月07日 18:00

更新: 2003年08月07日 20:07

ソース: 『bounce』 245号(2003/7/25)

文/久保田 泰平

SWINGIN'GROOVIN ROLLIN LONDON

 60年代初頭、ロンドンのクラブに夜な夜な集う若者たちは、リズム&ブルースやジャズといった黒人音楽に耳を傾けていた。そんななか、とりわけ汗臭いブルースを聴き分けて育った連中が、ローリング・ストーンズやヤードバーズらだったとすれば、ジミー・スミスやジャック・マクダフらがプレイしていたグルーヴィーなオルガン・ジャズなんかにも耳を傾けていた連中がスティーヴ・ウィンウッドや、ここで件ミ介するオルガニストたちでした。

 ロン・ウッドの兄、アーサー・ウッド率いるアートウッズに在籍し、のちにディープ・パープルで大活躍するジョン・ロード。ロッド・スチュワートらと組んでいたスティーム・パケットを経て、トリニティーを結成するブライアン・オーガー。のちのクリームのリズム隊――ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルースをバックにジャジーな演奏を聴かせていたグレアム・ボンド。黒人ミュージシャンを従え、スカやラテン音楽などにも傾倒したジョージー・フェイム。フォーク・タッチの名曲も数多く書いたマンフレッド・マン。スティーヴ・マリオットのソウルフルなシャウトに負けじとアグレッシヴなプレイを聴かせた、スモール・フェイセズのイアン・マクレガン。コリン・ブランストーンのシルキーな歌声を際立たせた、ゾンビーズのロッド・アージェント……などなど。スタイルはさまざまなれど、ハモンド・オルガンという独特の音色で彩っていた彼らのサウンドのどれかひとつにでも耳を奪われたのならば、さらに手を広げてみても間違いはありませんよ!

▼文中に登場したアーティストの作品を紹介。


アートウッズの65年作『Art Gallery』(Repertoire)


ブライアン・オーガー&ザ・トリニティーの68年作『Definitely What!』(One Way)


ジョージー・フェイム&ザ・ブルー・フレイムスのコンピ『20 Beats Classics』(Polygram)


マンフレッド・マンの67年作『Soul Of Mann』(EMI)

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