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特集

スティーヴ・ウィンウッドを知るための7枚

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2003年08月07日 18:00

更新: 2003年08月07日 20:07

ソース: 『bounce』 245号(2003/7/25)

文/安田 謙一

DISCOGRAPHIC STEVE WINWOOD

SPENCER DAVIS GROUP 『The Best Of Spencer Davis Group』
Island
天才少年の看板に一片の曇りもなし。とりあえず“Gimme Some Lovin'”“Keep On Running”そして“I'm A Man”は、グルーヴの義務教育。スペンサー・デイヴィスのグループという名前で、誰の目にも主役はウィンウッド、という構図は、内山田洋と前川清の関係だ。

TRAFFIC 『Mr. Fantasy』
Island(1967)
〈サージェント・ペパーズ〉の年。サイケなサイン・オブ・ザ・タイムスを散りばめたクリス・ウッド、ジム・キャパルディ、デイヴ・メイソン、ウィンウッドによる〈一足お先〉なスーパー・グループからの挨拶状。オーガニックなトリップ感はプロデューサー=ジミー・ミラーの成せる業。

TRAFFIC 『Traffic』
Island(1968)
ウィンウッドが参加したジミヘンの『Electric Ladyland』とほぼ同時期に世に出たロック・アルバムの金字塔。コンポジションの魅力とセッション力とが見事に両立。ポール・ウェラーが求めた骨太さも魅力。土臭さ、そして洗練の目盛りの針が両方振り切れちゃってます。

TRAFFIC 『John Barleycorn Must Die』
Island(1970)
ウィンウッドは西へ東へとセッション修行、バンドもデイヴ・メイソン(本作は不在)が出たり入ったりと、迷い道くねくねの日々。当初はウィンウッドのソロ・プロジェクトとして制作されたのが本作。英国トラッドのタイトル曲を含め、どこに向かっているのかわからないのが魅力。

STEVE WINWOOD 『Steve Winwood』
Island(1977)
一聴してそれとわかる、ウィリー・ウィークス&アンディ・ニューマークによる超URECCOのリズム隊との相性は、当然バッチリ。AORになりそうで、しっかり〈寸止め〉しています。キャパルディとの共作が4曲。トラフィックと、その後のキャリアの分水嶺ともいえる一枚。

STEVE WINWOOD 『Arc Of A Diver』
Island(1981)
全楽器を演奏、プロデュース/エンジニアリング/ミキシングも自身で手掛けたソロ第2弾。ビルボードのチャートで3位のヒットを記録した。アルバム・タイトル=〈潜水夫の軌跡〉という言葉の持つ詩情溢れる世界を確かな筆力で描ききる、ロック界の〈泳ぐひと〉の面目躍如だ。

STEVE WINWOOD 『Back In The High Life』
Isaland(1986)
ラス・タイトルマンとの共同プロデュース。前の2作のひとり録音とは対照的に豪華ゲストを交え、満を持して世に問うた自信作は、全盛期だったMTVの力も借りて商業的成果(全米1位)を得た。タイトル曲、そして“Higher Love”は、まさにアーバン・クワイア! 

OTHERDISCOGRAPHIC

SPENCER DAVIS GROUP
Their First LP(1965)
The Second Album(1966)
Autumn '66(1966)

TRAFFIC
Last Exit(1968)
Welcome To The Canteen(1971)
The Low Speak Of High-Heeled Boys(1971)
Shootout At The Fantasy Factory(1973)
On The Road(1973)
When The Eagle Flies(1974)
Far From Home(1994)

BLIND FAITH
Blind Faith(1969)

STEVE WINWOOD
Taking Back To The Night(1982)
Roll With It(1988)
Refugees Of The Heart(1990)
Junction Seven(1997)
About Time(2003)

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