MONDO GROSSOを知るための7枚
DISCOGRAPHIC MONDO GROSSO
『MONDO GROSSO』
フォーライフ(1993)
記念すべき初アルバムは、BAHIA SUNSETS(大沢+MONDAY満ちる)など周辺アクトの楽曲も含めたコンピ的な一枚。MONDO GROSSO名義の曲は中村&大塚のホーンとB-BANDJのラップを主体に、ジャジーというよりジャズな風情が迸る一枚。スタイリッシュ!
『The European Expedition』
フォーライフ(1995)
ヨーロッパ・ツアーからロンドン~パリ公演の模様を収めたライヴ・アルバム。MONDAY満ちるをヴォーカルに据え、一枚岩のバンドとしてはち切れんばかりのエネルギッシュな演奏を聴かせてくれる汗だくの一撃。“VIBE P.M.”などの代表曲に加え未発表曲も披露。
『BORN FREE』
フォーライフ(1995)
R&Bタッチの曲とバンド・スタイルのジャズが入り交じった作りも示唆するように、結果的にはバンド形態でのラスト・アルバムとなった。ジェリーサら女性ヴォーカルをいままで以上に導入し、吉澤はじめのスピリチュアルなキーボードを前に出したスタイルは次作で実を結ぶ。
『CLOSER』
フォーライフ(1997)
本作からの先行シングル“Laughter In The Rain”より大沢のソロ・プロジェクトに。より楽曲性を重んじたプロダクションには、ホール&オーツ“I Can Go For That”のカヴァーも含めて、均整の取れたUKソウル的なセンスが漲る。初期作とは違う意味でスタイリッシュ!!
『THE MAN FROM SAKURA HILLS』
フォーライフ(1998)
ルーツや沖野好洋、屋敷豪太らが腕をふるったリミックスEPで、総じてオーガニックな感触が心地良い。“Laughter In The Rain(Sakura Hills Disco 3000 Remix)”における大沢のリワークも素晴らしく、『CLOSER』と『MG4』のサウンド的掛け橋としても重要だ。
『MG4』
REALEYES/ソニー(2000)
birdをフィーチャーして初の日本語詞にトライした先行シングル“LIFE”の突き抜け感そのままに、陽光に射たれたブラジリアン・ハウスと粋な2ステップの2本立てで風通し良く聴かせる傑作。豪華なヴォーカル陣はもちろん、田中義人や野崎良太の的確なサポートも聴き逃せない。
『MG4R』
REALEYES/ソニー(2001)
『MG4』のリミックス集。クリス・ブランやJazztronik、ダ・ラータの仕事が原曲の眩しさを倍加させる一方、スミス&マイティの激ダブやジンクのダーク・ステップはとにかく穏やかじゃない。ブレイズ製のロマンティックな“STAR SUITE(Shelter Mix)”はNYでもヒットを記録。
OTHERDISCOGRAPHIC
MINI ALBUM
MARBLE(1993)
REMIX ALBUM
pieces from editing floor(1995)
DIGGIN' INTO THE REEL(1996)
BEST ALBUM
MONDO GROSSO best
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