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特集

和田真(Cassette Con-Los)が語るカリプソの魅力 その1

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2003年06月12日 12:00

更新: 2003年06月12日 20:04

ソース: 『bounce』 243号(2003/5/25)

文/ダイサク・ジョビン

チャック・ベリーやレイ・チャールズを辿っていってジャンプ/ジャイヴ……ジョー・ターナーやルイ・ジョーダン、それにディジー・ガレスピーとかが入口でカリプソに辿り着いたかな。ジャイヴの基本はジャズの4ビートなんだけど、そのなかにポコっとヘンなリズムのカリプソが入ってたりして。ジャンプ/ジャイヴ、それにリズム&ブルースってジャズとはまた違ったスウィング感があって、そういったアメリカの音楽とトリニダードやジャマイカ、バハマの音楽って両方が影響し合ってた時期があるんですよね。〈London Is The Place For Me〉を聴いてるとすごくジャイヴな感じがするんですよ。ギターの音とかチャーリー・クリスチャンそのものって感じだし。ジャンプってホーンは力いっぱいで、リズムはドッカンドッカンと〈行くぞ!〉って感じで、シャウターがすごいテンションで叫ぶ。ナット・キング・コールのカッコいいジャイヴもしなやかにスウィングしてて、粋な雰囲気ですごいスタイリッシュ。そういう流れのなかで、カリプソは〈なんでこんなインチキくさいのが出てきたんだろう〉って思いますよね(笑)。

80年代初頭にイギリスでジャイヴの再ブームがあったんだけど、シェヴァリエ・ブラザーズの“Coco Beano”なんかカリプソっぽくてすごくカッコいい。おそらく土壌が同じだったんだと思うけど、イギリスでロカビリーやってた人たちのジャイヴとスカって似てるんですよね。

▼文中に登場したアーティストの作品を紹介


シェヴァリエ・ブラザーズ『Live & Still Jumping』(Westside)

和田 真(Cassette Con-Los)カリプソに影響を受けた、ひたすら陽気な音楽を奏でるCassette Con-Losのヴォーカル/テナー・ギター担当。7月末には待望のニュー・アルバムがリリース予定!!

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