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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2003年05月08日 19:00

更新: 2003年07月10日 16:01

ソース: 『bounce』 242号(2003/4/25)

文/土屋 恵介

ダークサイドより愛を込めて

「サンプラーとキーボードを中心に曲を書いてる。俺とマットで作るんだ。歌詞は全部俺だね。ポールは最後に加わってくる。前よりパンク色が強くなってるって? それは俺がパンクだからな。俺が日常でやってることがそのまま音楽に反映されていくんだ」。

ヤサグレ剥き出しの感じが最高だ、ブレイン! では今作は、どんなコンセプトのもと作られていったのだろう。

「いままでのシングルと関連付いてるんだ。これまでが〈第1章〉〈第2章〉、そして本作が〈第3章〉だな。世の中で起きてる最悪なこと、殺人とか、どうしようもない出来事を取り上げながら、最初は少年だったのが、若者になって、男になっていくっていうか。どうしようもない世界だけど、俺たちはとにかくポジティヴに生きようとしてるんだ。いま世界は真っ暗だよな。ドン底だよ。でもそんな世界を怖がっちゃいけないってことを俺は言いたいんだ。自分らしい人生を生きろ、たとえそれがどんなものになってもってね。ダークサイドのなかから別のものを掴むんだ」。

そう、彼らにとってアティテュードは重要なもの。まさにそれは彼らが憧れたブラック・フラッグ、バッド・ブレインズなどのハードコア・パンク・バンド、そしてスーサイドがそうであったように。

「スーサイドは大好きだったけど、彼らの何がいちばん好きかというと、 怒りまくってるその精神がいいんだ。やっぱりNYのアンダーグラウンド・スピリッツはいいよね」。

だからこそディスコ・パンクやエレクトロクラッシュという枠に収められることに対して、あまりいい印象がないというのも納得できる。

「俺たちもそこに片足つっこんでるけど、そういうジャンルは嫌いだ。オカマ野郎も多いしな。カルチャー自体は好きだけど、音楽がぼやけちまうのはいただけないぜ」。

そんな彼らの「一生懸命やってるけど、いつもベロベロに酔ってクレイジーになっちまう」ライヴもぜひ観てみたいものだ。

「ヘヴィーでそれでいてセクシーで……。とにかく俺たちは毎晩良いショーをやっていきたいんだ。ずっとハードな存在でいつづけたいね。4月末からあちこちでツアーが始まるんだ。とにかくガンガン、ツアーをこなしていくよ。日本にも早く行けるといいな」。

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