ジャパハリネット ジャパハリネットを知ってもらうためのコメント×3 1. バンド・メンバーの紹介 「城戸けんじろ(ヴォーカル)、中田衛樹(ギター)、鹿島公行(ベース)、りょういち(ドラムス)です」(城戸:以下同) 2. 住んでる街自慢 「ミカンが美味いところです! あと、冬は道後温泉ですかねぇ~?」 3. 座右の銘 「大往生!!」
四国は松山から飛び出したジャパハリネットの曲をみなさんはもう聴いたであろうか? 日本語の一言一言を大切にした詞が確実にヒットしてくるピュアなバンド。ガムシャラなパンク・バンドというより、フォーク・ソングや歌謡曲──そう、日本人ならどこかで耳にしたことのあるような、少しノスタルジックでホッとするロックである。それもそのはず、スタートは大学のフォーク・ソング同好会からとのこと。
「影響を受けた音楽はみんなバラバラ。僕は長渕剛、ブルーハーツ、さだまさし」(城戸けんじろ:以下同)。
ということで、彼らにロック=洋モノという図式は成立しない。
「あまり洋楽を聴かないし、英語で曲を作りたいというより、日本語が好きだから」。日本語を駆使し、伝えたいことをストレートに歌う。それが彼らのロックなのだ。
「言葉にはものすごくこだわりがある」──その〈言葉〉が人から人へと伝わり、彼らは多くの支持を受けている。
「昨年の夏、宇都宮でのライヴはお客さんが2人でした。でも、ツアー中の演奏ではベストなものだったんです」と笑う。もちろん現在の状況からすると、今後そういったことが起きるとは考えられないが、そのような経験も彼らの血となり肉となっている。先日発表されたセカンド・マキシ・シングル“物憂げ世情”も、一回り大きくなった哀愁と疾走感が交差するネクスト・ステージのサウンドを展開。いまごろはちょうど全国40か所に渡るツアーの真っ只中。
「松山を出る(海を渡る)たびにお金がかかることが不便、それでも住み慣れた松山は使い勝手がいいところなんです」。
地方それぞれにシーンが確立しつつある昨今。松山から堂々全国へ発信し続ける彼らの目標は、「10年、15年後もいまのメンバーとスタッフで音楽をやっていたい」とのこと。
松山を愛し、音楽を愛するピュアな4人は、〈僕らジャパハリネット〉と15年後も歌っているに違いない。