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特集

耳で聴いたピープル・トゥリー(3)

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2003年03月13日 15:00

更新: 2003年03月13日 18:39

ソース: 『bounce』 240号(2003/2/25)

文/石田 靖博、久保田 泰平、村尾 泰郎、村松 タカヒロ

SPARKS
『Propaganda』
Island/1974
モダン・ボーイにギターを与えるとグラムになり、シンセを与えるとテクノになる、こともある。スパークスが持っていたユーモアとキラキラ感は、やがてエレポップへとシフト・チェンジするが、本作にもそのノンシャランスさはしっかり息づいている。ゆえにジャケを通じてテイ・トウワへと隔世遺伝するわけだ。(村尾)

テイ・トウワ
『Sound Museum』
akashic/ワーナー/1997
教授がやっていた伝説のラジオ番組「サウンドストリート」のデモテープ・コーナー卒業生という王道YMOチルドレンだったわけで。ディー・ライトのジャングルDJトーワ・トーワからテイ・トウワに戻って、自身名義で放った今作はタイトルといいエキゾティシズムといい直系YMOの嫡子。(石田)


電気グルーヴ
『VITAMIN』
キューン/1995
YMOを起点として音楽道を歩み出した連中なわけだから、影響うんぬんを語るのは野暮ってものです。このころは伝説のTVクイズ番組〈カルトQ〉でYMOのカルト・キングに輝いた砂原良徳も在籍しており、3人編成でした(但し役割分担は大幅に違う)。本作は、〈テクノ継承者〉の資質を全開にした記念碑的作品。(石田)


D.J. AFRICA BAMBAATAA
『Death Mix』
Paul Winley
彼は〈共演したい人は!?〉というインタヴューに答えている──「ファルコやYMOなんかいいね。でもYMOは解散したんだってね。ほかにはクラフトワークやフェラ・クティ……」(ミュージック・マガジン誌85年5月号)。『Death Mix』で“Computer Game”(合衆国では“ファイアークラッカー”のこと)をドロップ。(村松)

VARIOUS ARTISTS
『Mantronix - That's My Beat』
Soul Jazz
その、ゴッドファーザー・オブ・ヒップホップが執拗に“ファイアークラッカー”を2枚使いしていたことが、YMOとヒップホップの関係を雄弁に物語ってるわけで。〈キング・オブ・ザ・ビーツ〉ことマントロニクスもルーツ披露的選曲コンピで“Computer Game”と教授の超名曲“Riot In Logos”を選曲。(石田)

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