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最後まで追いかけてね!! ネクスト・フィリー発〈明日のクラシック〉を改めて完全ガイド!!

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年12月19日 12:00

更新: 2003年03月20日 13:34

ソース: 『bounce』 238号(2002/11/25)

文/JAM、出嶌孝次、林 剛、yoshi-p


THE ROOTS
『Organix』
 Remedy/Cargo(1993)
ゲフィンとの契約前に自主リリースした正式デビュー作(97年にリイシュー)。メジャー参入以降のルーツ・スタイルはすでにここで完成されており、ジャズ色豊かな生演奏のヒップホップが熱く展開される。クエストラヴとブラック・ソートに次いで、当時メンバー扱いだったスコット・ストーチの鍵盤プレイがひときわ目立つのが特徴。(林)

THE ROOTS
『Do You Want More?!!!??!』
 Geffen(1995)
95年に世に放たれた記念すべきメジャー・デビュー・アルバム。ヒップホップ・バンドを自称/誇示したステッツァソニック以上に、ヒップホップ的な価値観をライヴ・インストゥルメンタルであらゆる側面から体現した彼らのスタイルは、この段階でもはや限りなくルーツ的。画期的でありながら、根源的。ここが重要。(JAM)

THE ROOTS
『Illadelph Halflife』
 Geffen(1996)
タイトルにある〈Illadelph〉という掛け言葉よろしく、ルーツがフィラデルフィアという土地にドッカリと根を下ろした連中であることを意識させるきっかけとなったセカンド・アルバム。むろん彼らのブレイク・ポイントとなったのもこのアルバムで、ルーツならではの音像や世界観といったものもここで完全に確立されたといえよう。(JAM)

THE ROOTS
『Things Fall Apart』
 Motive/MCA(1999)
4種の初回ジャケ仕様も話題を呼び、当作以降のソウルクエリアンズ繋がり~ネオ・フィリー勃興への流れを形作った重要作。参加したメンツもソウルクエリアンズの面々から、イヴ、ジャジーファットナスティーズ、アーシュラ・ラッカー、そしてエリカ・バドゥまで多彩。クエストラヴの叩く“You Got Me”の新鮮さよ。(yoshi)

THE ROOTS
『The Roots Come Alive』
 Motive/MCA(1999)
最強のヒップホップ・バンドであることを改めて知らしめた、エンターテイメント性溢れる実況録音盤。グランドマスター・フラッシュのライヴ音源を引用したスタートから〈ヒップホップ〉の熱気ムンムン。ジル・スコットを迎えて本来の姿(?)で聴かせる“You Got Me”や、ジャグアー・ライトをフィーチャーした新曲も収録。(yoshi)

RAHZEL
『Make The Music 2000』
 Motive/MCA(1999)
スクラッチと並ぶルーツの豪快な口技師、ラーゼルによるソロ。エリカ・バドゥ客演曲なども話題だが、ルーツが演奏したアーロン・ホール客演曲“Suga Sista”や、MFSB“TSOP”のコーラス部分を女声がハモるスコット・ストーチのプロデュース曲“Carbon Copy(I Can't Stop)”などにおけるフィリー心の爆発ぶりも見逃せない。(林)

DICE RAW
『Reclaiming The Dead』
 Motive/MCA(2000)
ルーツの準メンバーであるダイス・ロウが青筋立てながらラップしまくり、フィリー・ヒップホップの心意気を感じさせる一枚。彼がキロやケイオスらと組んだ制作チーム=ヒートを中心に、ルーツの面々やジェイムズ・ポイザー、ジャグアー・ライト、ジル・スコット、キンドレッド、と地元仲間でゲームを楽しむダイスがナイス。(林)

SCRATCH
『The Embodiment Of Instrumentation』
 Ropeadope(2002)
ネオ・フィリー作品では常連の声。スクールズ・オブ・ソートを経てルーツ入りした〈第2の口技師〉によるソロ。唾が飛んできそうなスクラッチのヒューマン・ビート・ボックスに、ルーツ周辺のラッパーやビラル、ジル・スコット、フロートリー、フロー・ブラウンら地元のスターたちが絡んでいく様は痛快極まりない。(林)

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