まだまだ続く！　ネクスト・フィリーを創っていく新顔たちを緊急早耳チェック!!＜その1＞

ALMA HORTON
シルク130などキング・ブリット関連の作品をはじめ、4ヒーローの“Hold It Down”などでリード・ヴォーカルを務めていたレディ・アルマことアルマ・ホートン。出身はサンディエゴだがフィリーを拠点に活動し、アーシュラ・ラッカーやG・ラヴ&スペシャル・ソースの楽曲にも客演、今年下半期は〈ブラック・リリー〉へ連続出演するなど、もはやフィリーではVIP扱いの有名人だ。ソロ・アルバムもほとんど完成しているようで、これまでの客演曲が物語るように、彼女の音楽性はハウス～ガラージ的な色合いが濃厚。まあ言えばサルソウルのサウンドを未来感覚にしたようなトラックの上でクールかつソウルフルな歌声を聴かせる……といった感じなのだが、歌に関しては一度火がつくととことん燃えまくるタイプの人で、どこかジョセリン・ブラウンを思わせる瞬間も。と、そんな彼女、地元ではジル・スコットの姪との噂が立っていたが、実はジャグアー・ライトと血縁関係にあるそうで……。ネクスト・フィリーの急先鋒とでも言いたいシンガーだ。

アルマ・ホートンが参加した作品