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Illadelphia Another Face 世界に繋がるもうひとつの〈ネクスト・フィリー〉(3)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年10月17日 18:00

更新: 2003年03月20日 15:10

ソース: 『bounce』 235号(2002/8/25)

文/yoshi-p

言葉で世界を翔るアーシュラ・ラッカー

さて、昨年傑作『Supa Sista』をリリースしたフィリーのポエトレス、アーシュラ・ラッカーはもっと脱フィリー的といえるのかも知れない。もとは95年にひっそり発表されていたシルク130『When The Funk Hits The Fun』収録の“E.R.A.”で登場したのだが、きっと多くの方の興味を引いたのはルーツ『Illadelph Halflife』収録の“The Adventure In Wonderland”、あるいは4ヒーロー『Two Pages』収録の“Loveless”でのフィーチャーではなかろうか。そこからサイレント・ポエツ『For Nothing』にも招かれた彼女は、自身のアルバムでは4ヒーロー、ブリットのほか、仏Fコミュニケーションズからの作品で知られるアレックスキッド、西海岸からジョナ・シャープ、オヴァム人脈からフィリップ・チャールズとロブ・ヤンシー(アーシュラとは旧知の仲)といったプロデューサーに身を委ねていた。それ以降も4ヒーローやジャザノヴァの楽曲にフィーチャーされている。

その流れでいうと、〈逆フィリー〉ってのもある。マスターズ・アット・ワーク(以下MAW)というか、Bなケニー・ドープがジャジー・ジェフにラヴコールを送り、ニューヨリカン・ソウルのアルバムでジェフをフィーチャーし、ジェフはお返しに自身のATOJ配下、ヴィダル・デイヴィスをドラマーとして手配している。ジャジー・ジェフ『The Magnificent』に収録のV“In Time”はMAWがプロデュース。また、ミュージック・ソウルチャイルドのデビュー作『Ijuswannaseiing』にはなぜかオシュンラデが参加、あと4ヒーロー『Creating Patterns』収録の“Another Day(Gotta Get Up)”にはジル・スコットが招かれ(ジルの『Experience : Jill Scott 826+』にも収録)……とまあ、興味深い組合せというのはこれからも生まれてくるでしょう。

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