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Four To The Philly この街にはいくつトピックがあるの!?(4)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年10月17日 18:00

更新: 2003年03月20日 15:10

ソース: 『bounce』 235号(2002/8/25)

文/轟ひろみ、林 剛

フィリーのレーベルあれこれ

 フィリーのレーベルといえば、そのものズバリなフィラデルフィア・インターナショナル(PIR)のように、土地の名前を冠したものが多かったようです。その昔には〈フィラ・オブ・ソウル〉や、トム・ベルらが設立した〈フィリー・グルーヴ〉、80年代にはユージーン・ワイルドらを輩出した〈フィリー・ワールド〉、さらにPIRにはTSOP(The Sound Of Philadelphia)なるサブ・レーベルもありました。こういうヒネリのないネーミングはやはり地元への強い誇りあってこそなのでしょう。で、そのPIRは現在も運営されています(写真は現在のPIRオフィス)が、90年代に入ってから生まれたレーベルにも注目です。まずはラフ・ハウスの後継レーベルであるラフネイション(フィリーのお隣、ニュージャージーものが多い)、コラプトが設立してスプークスらを輩出したアントラ、ルーツが設立したモーティヴ、ATOJのソルジャズ、ジョシュ・ウィンクのオヴァム(隣のページを参照して下さい)など、その方向性もさまざま。これらの地元レーベルの起源を遡れば、50年代のカメオ/パークウェイ設立に辿り着くわけで、このように常に自分たちのサウンドを地元で作り出すんだ!というフィリー人たちの気概が連綿と受け継がれてきたってこと。まあ、そんなのはどこの土地も同じよ、とか言わないで。(轟)


フロートリー『Floetic』(Soljaz/Dreamworks)

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