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タッチ・オブ・ジャズから始まるネオ・フィリーの123

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年10月17日 18:00

更新: 2003年03月20日 15:10

ソース: 『bounce』 235号(2002/8/25)

文/狛犬

 さて、そんな卒業生たちも含めたATOJファミリーのプロデュース・ワークだが、ソウルクエリアンズの一員でもあるジェイムズ・ポイザーのサウンドを例に挙げるまでもなく、ネオ・ソウル系はもちろん、ジャズからヒップホップ、ゴスペル、ハウスまで、それぞれのポテンシャルは非常に幅広く、とてもひとことでは言い表せない。そういったバラエティーの中に芯が一本通っているとすれば、それは各人が楽器演奏に習熟せんとするプレイヤー志向の高さだろう。言い換えれば、生音を活かした空間構築という、黄金期以来のフィリー・エッセンスが30年の時を経て脈々と生きているということだ。最近ではUKなど海外からのオファーも多いようで、彼らの名前に出会わずにこういった音楽を聴くことはますます難しくなってきた。いずれにせよ、それぞれの活動が、〈フィリー〉という括りによりふくよかで奥深いイメージを与えているのは間違いない。

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