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マグニフィセントなゲスト陣の顔ぶれ

長いキャリアを誇る大ボスの初ソロ作とはいえ、見事なまでに浮わついたところのない作品になった。ゲストの人選にしてもその印象は同じで、ボーイズIIメンのショーン・ストックマンにしても、フレディ・フォックスにしても友人関係の延長線上にある参加のようだ。また、MAW仕切りでVが歌うハウスがあり、J・ライヴのようにアンダーグラウンドの逸材も起用、DJキャッシュマネーらとのコスリ大会も設けるなど、一枚を通じての構成やバランスもいい感じ。その他多くのゲストはまだ無名の面々が中心。ポーリー・ヤムズやベイビー・ブラックといったATOJ所属のラッパー、オデッセイら他地域の新進、シンガー・ソングライターのエリック・ロバーソン、ルーツと仕事をしていたフロウ・ブラウンなど、これからより大きな舞台に出てきそうな原石がゴロゴロしていて、今後が楽しみだ。ちなみにこの『The Magnificent』、BBEの〈The Beat Generation〉シリーズの一環なのだが、同シリーズからはクエストラヴとキング・ブリットが続くんだって!


カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年10月17日 18:00

更新: 2003年03月20日 15:10

ソース: 『bounce』 235号(2002/8/25)

文/狛犬

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