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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年10月17日 18:00

更新: 2003年03月20日 15:10

ソース: 『bounce』 235号(2002/8/25)

文/林 剛

タッチ・オブ・ジャズに入る前は、みんなそこまで優秀じゃないんだよ(笑)。独り立ちする時には優秀になってるんだけどね


ウィル・スミスの相棒……ではなく、現在のジャジー・ジェフといえば、タッチ・オブ・ジャズ(ATOJ)の主宰者として現在のフィリーR&B/ヒップホップ・シーンを牽引するボス、だ。今回BBEから発表したリーダー作『The Magnificent』では、そんなネオ・フィリーのシーンを美しく切り取ってみせているが、ウェスト・フィリー出身のジェフがそこに込めたのは、他でもないフィラデルフィアという土地に対する惜しみない愛情だった。

「フィリーで育ったのは俺にとって重要なこと。それがATOJを始めるインスピレーションになったし、音楽をやるきっかけにもなったんだ。ケニー・ギャンブルやレオン・ハフなんかは、昔から俺のような人間に音楽の作り方を教えてくれたしね。そう、俺は周りから〈DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス〉というイメージだけで見られていて……もちろん俺はヒップホップを愛してるけど、それ以外の音楽も作りたかった。ATOJを立ち上げたのは、音楽的な自由を求めて、いろんなことを試したかったからなんだ」。

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