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特集

耳で聴いたピープル・トゥリー

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2002年08月22日 16:00

更新: 2003年03月13日 18:47

ソース: 『bounce』 234号(2002/7/25)

文/大石 ハジメ 、出嶌 孝次

パブリック・エナミーが与えた計り知れない影響は、ここに一本のトゥリーを生んだ

ANTHRAX
『Mad House : Very Best Of Anthrax』Island

〈スラッシュ・メタル四天王〉のひとつ、アンスラックス。メタル界において、彼らが着用していた短パンとPEのTシャツはやはり異端でした。メタル・キッズに〈ラップなるもの〉を教育した“I'm The Man”、PEとの共演による“Bring The Noise”なんて、いま聴いても新鮮。(大石)

N.W.A.
『Straight Outta Compton 』
Priority/1988

NYは〈ストリートの現状を描いた高度なラップ〉で、LAは〈ギャングスタの下等なラップ〉という偏見が日本でも根強いのはPEとNWAのせい? でも、両者の描画法が裏表一体だったことも、いまならわかるはず。ドレーはボム・スクワッドの手法を早くもここで採り入れ、この後オリジナルになった。(出嶌)

K-DUB SHINE
『現在時刻』
cutting edge/1997

キングギドラで聴かせるコンビネーションもいいけど、より個の視点にフォーカスしたロウな言葉で現状を突き刺すあのK-DUBに出会えるのはやはりソロのほうでしょ。その重々しい説得力たるや、もしかしたらチャックD以上かも知れませんし。関係ないけど、フレイヴに「いま何時?」って聴いてほしいなあ。(出嶌)

P.I.L.
『Second Edition』
Virgin/1980

いつもパブリックの敵へと銃口を向けてきたPE、そして自身のパブリック・イメージと格闘してきたジョン・ライドン。PEの闘いは継続中ながら、パブリックとの距離が生まれつつあるライドン氏の闘いは……。でも、今作をリリースしたときの彼は紛れもない闘士であり、リアル・パンクスだったのだ。(大石)

PRINCE
Rave Un2 The Joy Fantastic NPG/Arista/1999
プリンスとチャックDとの、なんとも驚くべき共演“Undisputed”が本作で実現。レコード会社との長きに渡る確執とか表現の変化への葛藤、社会への複雑な思い、ウェブサイト運営に関する先見の明……と両者には(実は)共通項が多い。作品を出すたびに口うるさいファン(オレ)を抱えてるところもな。(出嶌)

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