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特集

Disc guide(2)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年08月01日 18:00

更新: 2005年05月10日 20:49

ソース: 『bounce』 234号(2002/7/25)

文/大石 ハジメ、郡島 剛、ダイサク・ジョビン、藤崎 真一

PURE HEART
『2』Four Strings(1999)

コロンでの活動を経て、待望のソロ活動を始めたばかりのジェイク・シマブクロ。現在のハワイでもっとも注目するべきアーティストである彼のキャリアのはじまりは、このユニットからだった。コロン、ソロで聴かせていた溢れんばかりのアイデアはこの作品にも端々に伺える。仲間たちと好きな音楽を演奏する――そんな喜びに溢れた好盤。(大石)

KAWAIHAE
『Kawaihae』Island Cafe(2002)

日本を拠点に活動する4人組のデビュー・アルバム。まず、オリジナル曲のクォリティーの高さにビックリ。とにかく軽快で一点の曇りもないサウンドは(お気楽に見えながらも)かなり丁寧な仕上がり。心地良いウクレレの音色と相まって最高の楽園時間を提供してくれる。元コロンのロパカ・コロンや、ハパのケリー・カネアリもゲスト参加。(大石)

VARIOUS ARTISTS
『Salsa From Hawaii』Quiet Storm

日本で思われている以上にハワイにはさまざまな人種が混在している。で、プエルトリコ系移民もハワイには多く住んでいるわけで、このコンピは彼らが奏でるハワイ産サルサの美味しいところを一気に聴ける便利な一枚。スラックキー・ギターが入っているわけじゃないが、微妙にテンションゆるめなところがハワイ風?不思議とクセになる一枚。(大石)

GREG & JUNKO MACDONALD
『Sweet Dreaming』GoodDays(2002)

バッハなどによるクラシック曲をカリブ生まれの楽器であるスティールパンでハワイ在住のグレッグ&ジュンコ・マクドナルド夫妻が演奏するという、まさにさまざまな国から来た人と文化が交錯するハワイならではのお話。ハワイのそよ風のようなこの和みサウンドを聴いてると、いつの間にかトロットロにトロけちゃいましゅ。(ジョビン)

VARIOUS ARTISTS
『Ukulele Summit 5』Tri-m/メルダック(2002)

〈ウクレレでグレイトフル・デッドを弾こう!!〉という単純明快なコンセプトによる、なんともゴキゲンなコンピ。参加メンバーがカアウ・クレーターズ・ボーイズやハーブ・オータJrなど、現在のコンテンポラリー・ハワイアンを代表するアーティストだけに、最高のウクレレ・サウンドを聴かせてくれます。リラックスしてどうぞ。(大石)

VARIOUS ARTISTS
『楽園の音 ~Aloha Hoaloha』ユニバーサル

アルフレッド・アパカ、ハワイアン・サーファーズ、サウス・シー・メロディアンズ、スターリング・モスマンなどによって60年代に録音された、爽やかで良質な美メロ・ポップ・ナンバーばかりを集めた楽園直行コンピ。ボッサ、ラテン、カントリーの要素がうまく混ざり合った極上ハワイアン・コーラスでもうメロメロメロウ。(ジョビン)

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