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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年05月16日 12:00

更新: 2003年03月12日 18:17

ソース: 『bounce』 231号(2002/4/25)

文/酒井 透

ンバラ

ンバラとはセネガルの主要言語、ウォロフ語で〈リズム〉を意味し、70年代なかごろ〈スター・バンド〉に加入したユッスー・ンドゥールが生みだした新しいスタイルのアフロ・ポップス。それまでセネガルのポップスはキューバ音楽の影響が強かったが、ンバラはタマ(トーキング・ドラム)やサバール(大型の臼型太鼓)など伝統的なパーカッションが作り出す複雑なリズムと、エレクトリックなポップスの要素を足した激しいダンス・ミュージックだ。ユッスーが80年代に結成したシューペル・エトワール・ド・ダカールで形式として完成し、同バンドの90年代のワールド・リリースで音楽的な広がりを見せるなど、ンバラはユッスーの活動とシンクロしている。

ンバラのアーティストは、他にはオマール・ペンと彼のグループ、シュペール・ジャモノ、ハーモニカ奏者のイスマイル・ロー、キューバ色の強いシェイク・ローなど。今世紀を迎えてからは打ち込みとンバラのミクスチャーを自然にこなす若手女性歌手クンバ・ガウロやユッスーの義妹ヴィヴィアンも登場している。ユッスーの最新作『BaTay』は久々にストレートなンバラだったし、今年になってシューペル・エトワール時代の貴重な音源がCD化されはじめているだけに、ふたたびンバラが注目を集めそうだ。

文中に登場したンバラの代表アーティストの作品を紹介。


ユッスー・ンドゥール『Et Le Super Etoile De Dakar Vol.1』(Melodie)


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