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特集

SALIF KEITA インタビュー(3)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2002年05月16日 12:00

更新: 2003年03月12日 18:17

ソース: 『bounce』 231号(2002/4/25)

文/高橋 道彦

傑作を連発し続けたサリフの音楽人生をちょっとだけ覗いてみよう!

サリフ・ケイタは49年にマリ共和国のジョリバに生まれた。王族の血を引くものの、アルビノとして生まれたサリフは、差別を受けて苦労したという。厳格な家庭にあって音楽の道に進むことは賛同を得られなかったが、68年にサリフは故郷を離れた。首都バマコに向かい、レイル・バンドに加入、ヴォーカリストとして頭角をあらわしていく。73年、レイル・バンドを抜けると、今度はアンバサドゥール・ドゥ・モテルに加わり、そこではギニア出身の名ギタリスト、カンテ・マンフィーラと共演することになった。アンバサドゥールは西アフリカ各地をツアーし、“Mandjou”などを大ヒットさせた。

84年にはパリ郊外に移り、本格的にヨーロッパでの活動を開始。プロデューサーのイブラヒム・シラの協力を得ながら87年にリリースしたのが、傑作の呼び声の高い『Soro』だ。89年には2作目『Ko-Yan』、91年には3作目の『Amen』が続いた。

この『Amen』にはジョー・ザヴィヌルがプロデュースで参加、ウェイン・ショーターやカルロス・サンタナもゲストで加わっていた。さらに94年には『The Mansa of Mali...A Retrospective』というベスト盤が制作され、ここには12分に及ぶ“Mandjou”も収録されている。

95年、日本では『Sosie』がリリースされた。これは硬派シャンソンのカヴァー集で、当時、フランスでの発表が見送られたアルバムだった。サウンドの感触もいつもと違っており、興味深い企画盤となっている。同じく95年にはウォーリー・バダルーのプロデュースで『Folon...The Past』が登場、99年にはリヴィング・カラーのヴァーノン・リードを共同プロデューサーに迎えた『Papa』が続いた。また、90年に設立したという組織で、自分と同じ境遇で苦しむ人たちへの献身を続けているという。

サリフ・ケイタの作品を紹介。


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