こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

耳で聴いたピープル・ トゥリー

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2002年04月18日 05:00

更新: 2003年03月13日 18:06

ソース: 『bounce』 230号(2002/3/25)

文/中原 仁

MARISA MONTE
『Memories, Chronicles And Declarations Of Love』
Metro Blue/EMI(2000)

現在のMPBのトップに君臨する女王。そのシーンをリードする男性作曲家たちはこぞって、自分の贈り物(曲)を膝を立てながら彼女へと差し出す。スタイルや声質は違えど、説得力のある歌声とその圧倒的な存在感、そしてMPBが彼女を中心にして回っているといったそのポジションは、まさしく現在のエリス。(ジョビン)

CAROL SABOYA
『Danca Da Voz』
Lumiar/YWA(1999)

完全な実力を持って若くしてデビューしたところや、さまざまな作曲家によるさまざまなスタイルの曲を全て自分のものにして表現してしまうその歌唱力。それも、偉大なるピアニスト/アレンジャーである父親、アントニオ・アドルフォのDNAが成せる業か。これからの活躍っぷりがエリスとダブッてきそうな予感。(ジョビン)

LEILA PINHEIRO
『Serie Sem Limite』
Universal

80年代のMPBシーンに登場したレイラ・ピニェイロは、その感情のこもった説得力のある歌声と、圧倒的な歌唱力から〈エリスの再来〉といわれた。ボサノヴァを囁くように歌ったり、グッと抑えた声でじっくり聴かせたりと、アルバムの発表を重ねるごとに、その表現力が増してきているところもエリスと似ている。(ジョビン)

BJORK
『Homogenic』
Mother(1997)

まさにワン&オンリーな歌声と、ジャンルを越えた音楽性。みずからが巫女となり全身全霊を音楽に捧げるその姿は、エリスとともに男たちを畏怖させる堂々たる存在感だ。とりわけ本作ではブラジルが生んだ天才アレンジャー、エウミール・デオダートを従えて、アイスランド~ブラジルを結ぶ壮大な歌世界を展開。(川島)

ALANIS MORISSETTE
『Under Rug Swept』
Maverick(2002)

天才少女歌手という肩書きとともに世に送り出され、苦闘しながらのシンガー人生。プレッシャーを押し返すようにひたすらその情熱を歌にぶつけ、道を切り拓いていく様子はエリスと重なったりも。その歌声はまるで炎のようにそれぞれの人生を照らす。思えば恋愛においても激しかったエリスだが、カナダの歌姫やいかに?(川島)

インタビュー