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特集

Talk About LAURA in Cafe Apre-midi

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2001年11月15日 15:00

更新: 2003年04月02日 14:44

ソース: 『bounce』 223号(2001/7/25)

文/小野田 雄

架空盤『カフェ・アプレミディ~ローラ・ニーロ』を囲んで

今回の〈People Tree〉を製作するにあたって〈『カフェ・アプレミディ~ローラ・ニーロ』を作ってください!〉という、編集部の強引なお願いを引き受けてくださった橋本徹氏。さらに、出来上がった〈架空盤〉を囲んで対談を……とお願いしたところ、氏がご指名したお相手は……。 

橋本「最初に女性ヴォーカリストと対談したらおもしろいんじゃない?ってなったときに、好きかどうかっていうのは知らなかったんだけど、ふと武田さんのことが思い浮かんだんですよ。で、訊いてみたら、実はすごい好きだったっていう」

武田「そもそも、私、自分の曲を作るのにローラ・ニーロの真似から始めたんですよ」

橋本「ローラ・ニーロを語る際に引き合いに出されるNYのコーヒー・ハウスとかストリート・コーナー・シンフォニーみたいな世界は、実際に体験したことはないんだけど、そういう雰囲気とカフェ・アプレミディで演ったTICAの〈真夜中のライヴ〉は近いものがある気がする、というか、しんとした空気感や音数の少ないバックに歌が流れる感じも『New York Tendaberry』のジャケットからイメージされる世界からそんなに遠くないよね。そもそも、カフェ・ライヴだと〈ギター1本あればできます〉みたいなことに行き着く短絡的なパターンが多いんだけど、TICAはそんなことがなくて、リズムとか音響に対してすごく意識的なところが素晴らしいと思って」

石井「武田がはじめて聴いたローラ・ニーロのアルバムってなんだっけ?」

武田「『Eli And The Thirteenth Confession』と『New York Tendaberry』ですね」

橋本「さすが濃いね(笑)。やっぱり、普通は名盤と言われてるそのあたりから聴くよね。〈Eli〉にしろ〈New York〉にしろ、ジャケットがすごくいい写真で、黒い色彩が初期のイメージを決定付けてるしね。……ていうか、すごい偶然なんだけど、今度出る『カフェ・アプレミディ・アジュール』の1曲目はローラ・ニーロの“Sexy Mama”なんですよ」

石井「モーメンツの曲ですね。……ローラ・ニーロって、たしかブロンクスの生まれで、それなりに青春時代は激しそうですよね」

橋本「そうそう。清純な部分と淫らな部分、聖と俗が同居してる感じ。それって、ジョニ・ミッチェルとかキャロル・キングにはないものだよね」

武田「すごくセクシーなんですよね。そういうところはシャーデーにも近いものを感じます」

橋本「彼女もね、美人でスタイルも抜群だけど、生い立ち的にはいろいろあったみたいだし(笑)」

石井「ローラ・ニーロって一時、休業してるでしょ? あれは子育てが原因だったりするみたいだけど、それまでの女性アーティストってもっとショウビズ的で、離婚しようが子供が生まれようが、ショウはショウでずっと続いていくものだったと思うんだけど……」


Cafe Apre-midi LAURA NYRO
(Not For Sale, bounce Only)
1)Wedding Bell Blues
2) Stoney End 3) Sweet Blindness
4) Stoned Soul Picnic 5) Save The Country
6) Time And Love 7) Blackpatch
8) Up On The Roof 9) Meet Him On A Sunday 10) MOnkey Time/Dancing In The Street
11) Spanish Harlem
12) It's Gonna Take A Miracle
13) Sexy Mama 14) Money
15) Mr.Blue(The Song Of Communication)
16) Springblown 17) A Wilderness
18) The Descent Of Luna Rose 19) Louise's Church
20) Sweet Dream Fade 21) Gardenia Talk

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