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不滅の大指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー生誕130年記念特集

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 生誕130年記念特集

2016年1月25日は、20世紀を代表するドイツの巨匠指揮者、作曲家フルトヴェングラー(1886~1954)の生誕130年の誕生日にあたります。1954年11月30日の死去から没後60年以上が経過しながら、録音により今なお新しいファンを生み続けている不滅の指揮者のCD、SACD、LP、DVDを特集いたします。

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フルトヴェングラー年譜

1886年(明治19) 0歳
1月25日、ベルリンにて誕生。父は高名な考古学者アドルフ・フルトヴェングラー(1853~1907)。

1906年(明治39) 20歳
2月19日、カイム管弦楽団(現在のミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団)を指揮してデビュー。ベートーヴェンの“献堂式”序曲とブルックナーの交響曲第9番を演奏。

1922年(大正11) 36歳
1月23日に急逝したアルトゥール・ニキシュ(1855~1922)の後任として、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1928年まで)およびベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。

1926年(大正15) 40歳
10月16日、初録音。曲目はウェーバーの歌劇“魔弾の射手”序曲。

【CD】
ウェーバー:歌劇“魔弾の射手”序曲
ベートーヴェン:交響曲第5番“運命”、ほか
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル(1926年録音)
※1926~33年の巨匠の初期録音を収録

1927年(昭和2) 41歳
フェリックス・ワインガルトナー(1863~1942)の後継としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任(1930年まで)。

1933年(昭和8) 47歳
9月15日、プロイセン枢密顧問官に就任。11月15日には帝国音楽院副総裁に就任。

1934年(昭和9) 48歳
11月25日、ドイッチェ・アルゲマイネ・ツァイトゥンク日曜版に「ヒンデミット事件」と題した論文を投稿。ヒンデミットの歌劇“画家マチス”を上演禁止したナチスと対立。12月5日、プロイセン枢密顧問官および帝国音楽院副総裁を辞任。
1935年3月に両者和解し、指揮台に復帰する。

1937年(昭和12) 51歳
10月8日と11月3日、戦前最高の名盤と謳われたベートーヴェンの交響曲第5番を録音。

【CD】
ベートーヴェン:交響曲第5番“運命”
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル(1937年録音)
シューベルト:交響曲第8番“未完成”
フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル(1950年録音)
※「玉音放送」を復刻した新忠篤氏による復刻盤

1942年(昭和17) 56歳
4月19日、ヒトラー生誕前夜祭でベートーヴェンの交響曲第9番を指揮。

【CD】
ベートーヴェン:交響曲第9番(1942年録音)
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
※当日の全曲ライヴ録音

【当日の映像】第4楽章終結部 1942年4月19日収録

1944年(昭和19) 58歳
12月、戦災に苦しむ同胞のためウィーン、ムジークフェラインザールにてベートーヴェンの交響曲第3番“英雄(エロイカ)”を放送用に録音。1953年にアメリカ、ウラニア社がレコード化し「ウラニアのエロイカ」として有名な録音となる。

【CD】
ベートーヴェン:交響曲第3番“英雄”
フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル(1944年録音)
※ウラニア盤のジャケット・デザインを復刻したCD

1945年(昭和20) 59歳
1月28日、ウィーン・フィル定期演奏会へ戦前の最後の出演。1月30日にウィーンを発ちスイスへ亡命。第2次大戦終結後、連合軍から戦時中のナチ協力を疑われ、演奏禁止処分を受ける。

【CD】
フランク:交響曲ニ短調
ブラームス:交響曲第2番
フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル
※当日の鬼気迫る演奏を収めたライヴ録音

1947年(昭和22) 61歳
5月25日、「非ナチ化」裁判の無罪判決をうけ、戦後初めてベルリン・フィルの指揮台に立つ。曲目はベートーヴェンの交響曲第5番“運命”、同第6番“田園”ほか。

【CD】
ベートーヴェン:交響曲第5番“運命”、同第6番“田園”
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
※RIAS放送が収録した当日のライヴ録音。

1948年(昭和23) 62歳
10月24日、ベルリンでブラームスの交響曲第4番を指揮。実況録音が巨匠没後の1959年にLP化され、同曲最高の名演の一つと言われるようになる。

【CD】
ブラームス:交響曲第4番(1948年録音)
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
※当日の全曲ライヴ録音

【参考映像】同年11月3日、ロンドンでのリハーサル風景。第4楽章終結部分

1951年(昭和26) 65歳
7月29日、バイロイト音楽祭再開記念演奏会でベートーヴェンの交響曲第9番を指揮(7月29日)。このときの録音は彼の没後にLP発売され「バイロイトの第9」として有名になる。

【SACDハイブリッド】
ベートーヴェン:交響曲第9番
フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団、ほか
※聴衆の喝采や指揮台に歩む足音の入った臨場感豊かなライヴ録音

【参考映像】「バイロイトの第9」の1か月後、8月31日、ザルツブルク音楽祭でのベートーヴェン第9

1952年(昭和27) 66歳
11月26、27日、EMIへベートーヴェンの交響曲第3番“英雄”をセッション録音。同曲録音集、また巨匠のセッション録音中でも屈指の名盤との評価を得る。

【SACDハイブリッド】
ベートーヴェン:交響曲第3番
フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモー管弦楽団
※並行して録音されたベートーヴェン:交響曲第1番をカップリング

1953年(昭和28) 67歳
5月14日、DGへシューマンの交響曲第4番をセッション録音。巨匠の最も優れたレコーディングとして知られるもので、音楽之友社刊『新編名曲名盤300』でもこの曲のベスト・ワンとして推されている名盤。

【CD】
シューマン:交響曲第4番
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモー管弦楽団
※DGのLPレコードからの復刻

1954年(昭和29) 68歳
11月30日、ドイツ、バーデン=バーデンにて肺炎により死去。

【SACDハイブリッド】
ベートーヴェン:交響曲第9番
フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管弦楽団、ほか
※同年8月22日、生前最後の「第9」演奏、スイス放送所蔵テープからの復刻

カテゴリ : Classical キャンペーン

掲載: 2016年01月22日 15:00

更新: 2020年01月25日 00:00

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