ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント音楽祭2018 公式CD
モンド・ヌーヴォー 新しい 世界へ
2018/04/20発売
2018年にナントで行われたラ・フォル・ジュルネ音楽祭公式CD
ラ・フォル・ジュルネは、1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中で最もエキサイティングな展開を見せています。 毎年テーマとなる作曲家やジャンルを設定。コンベンションセンター「シテ・デ・コングレ」の9会場で、同時並行的に約45分間のコンサートが朝から夜まで繰り広げられます。演奏者には旬の若手やビッグネームが並び、5日間で300公演!を開催。好きなコンサートを選び、1日中、音楽に浸ることができます。
しかも、入場料は6~30EURO(700円~3,000円)という驚きの低価格。「一流の演奏を気軽に楽しんでいただき、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」というルネ・マルタン(アーティスティック・ディレクター)の意向によるものです。来場者の6割をクラシックコンサート初体験者が占め、たくさんの子どもたちも参加しています。
ユニークなコンセプトで展開されるラ・フォル・ジュルネの人気は国外へも拡がり、2000年からポルトガルのリスボン、2002年からはスペインのビルバオ、2005年からは東京国際フォーラムで開催。2008年には金沢とブラジルのリオデジャネイロ、2010年には新潟、びわ湖、ワルシャワ、2011年には鳥栖、2015年にはロシアのエカテリンブルクで開催され、いずれも大成功を収め、クラシック音楽界にセンセーションを巻き起こしています。
1995年、ルネ・マルタンが初めてラ・フォル・ジュルネを企画したときのテーマは「モーツァルト」。まず頭にあったのは、複数の会場で2日間ほど24時間絶え間なくコンサートを開催し、祝祭的な音楽祭にしたい、ということでした。そのネーミングを考えたとき、インスピレーションを受けたのがボーマルシェの戯曲「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)、あるいはフィガロの結婚」です。1784年に発表され、モーツァルトもオペラの元にしたこの戯曲は、当時の価値観を覆す革命的なものでフランス革命の導火線になったともいわれます。 「ラ・フォル・ジュルネ」というタイトルこそ、まさにルネ・マルタンの夢、人々をクラシックから阻もうとする様々なバリアーを取り去りたいという思いにぴったりの言葉だったのです。ちなみに第1回ラ・フォル・ジュルネのポスターは、モーツァルトが鼻に親指をつけて指を広げた、ヒトを小馬鹿にした仕草のシルエット。常識を覆そうとしていた、破天荒なモーツァルトのイメージです。
1995年、フランスの港町ナントで誕生したラ・フォル・ジュルネは、2005年「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として東京に上陸しました。2007年には来場者数100万人を超え、2016年までに延べ726万人の来場者数を記録。世界最大級の音楽祭に成長しています。
2015年には、クラシック音楽の文脈に沿った従来のテーマを一新。あらゆる文化の根底にある普遍的なテーマに基づき、時代やジャンル、地域を越えたプログラムを組むことによって、音楽との出会いがより豊かで冒険と発見に満ちたものになりました。 “赤ちゃんからオタクまで誰もが楽しめるゴールデンウィークの風物詩”
LFJ2018では、新しい世界へと開かれた精神が刺激に満ちた異文化と出会って生まれた、さまざまな傑作に光を当てます。 いつの時代も作曲家たちは人生のある時期、母国を離れて外国に移り住みました。主に20世紀には政治的な理由で、多くの作曲家が生まれ故郷や住み慣れた街に別れを告げることを余儀なくされました。かたやバロック時代には、作曲家たちは異国への好奇心に突き動かされ新天地を目指しました。 作曲家たちが自分たちのルーツから遠く離れた場所で書きあげた作品は、どれも意味深く、感動的です。そこにはノスタルジーとともに、「新しい世界」と出会う欲求や希望を感じとることができます。壮大な歴史のうねりと作曲家の人生が交錯して生まれた、心揺さぶるドラマをご堪能ください。
アーティスティック・ディレクター
ルネ・マルタン
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番&第5番《皇帝》
ラルス・フォークト 、 ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
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ショパン&ラフマニノフ:チェロ・ソナタ 他
アレクサンドル・クニャーゼフ
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ドメニコ・スカルラッティ: 鍵盤楽器のための18のソナタ集
アンヌ・ケフェレック
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コンチェルティ・ロマーニ&コンフルエンシア<日本来日限定盤>
イ・ムジチ合奏団
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Beethoven: Comp.Piano Sonatas
アブデル=ラーマン・エル=バシャ
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ドヴォルザーク: 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、バルトーク: 弦楽四重奏曲第2番、ドホナーニ: 弦楽四重奏曲第3番
モディリアーニ弦楽四重奏団
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20世紀のフルート音楽
工藤重典
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D.Scarlatti: Keyboard Sonatas / Pierre Hantai
ピエール・アンタイ
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ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第1番&第4番
ボリス・ベレゾフスキー 、 ドミトリー・リス 、 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
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彩 IRODORI アニヴァーサリー・アルバム
前橋汀子
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アランフェス協奏曲 / 荘村清志
荘村清志
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Hendricks: Blues Everywhere I Go
バーバラ・ヘンドリックス
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Abdel Rahman El Bacha - Piano 1978 - Queen Elisabeth Competition
アブデル=ラーマン・エル=バシャ 、 ジョルジュ・オクトルス 、 ベルギー国立管弦楽団
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Albeniz: Suite Iberia, Navarra / Luis Fernando Perez
ルイス・フェルナンド・ペレス
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ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
堤剛
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火の鳥 ~ロシア・ピアノ作品集
福間洸太朗
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ラプソディ・イン・ホルン 参
福川伸陽
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フォーレ: ドリー、ビゼー: 子供の遊び、ドビュッシー: 小組曲、ラヴェル: マ・メール・ロワ
クレール・デセール 、 エマニュエル・シュトロッセ
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J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集
横坂源
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ショパン: ピアノ協奏曲第1番(弦楽オーケストラ伴奏版)
ルーカス・ゲニューシャス 、 ヴォイチェフ・ライスキ 、 ソポト・ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
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