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TOWER RECORDS SHIBUYA

選盤/文: タワーレコード渋谷店 北爪啓之

代官山にある「SPRING VALLEY BREWERY」とコラボして、6種のクラフトビールに合うアルバムを6枚選びました!

496に合う音楽

『Prefab Sprout』Let's Change The World With Music

思わずタメ息を漏らしてしまうほど美しいサウンドを奏でるポップ・ユニット。それはまるで遠い昔に観た銀幕の挿入歌のようにも、遥か未来の宇宙旅行で優雅に流れるBGMのようにも聴こえる、真にタイムレスな音楽。ほろ苦さのなかに得もいえぬ甘さを孕んだ芳醇で気品に満ちた496の個性的な味覚は、プリファブの煌びやかなメロディーの奔流(とりわけ熱情的な⑤から名曲⑥を経てラストへと至る流れ)にも似て、世界にも比類がない。

COPELANDに合う音楽

『Brian Wilson&Van Dyke Parks』Orange cRate Art

僕ら日本人にとってピルスナーは最も馴染み深い。ゆえにSVBの多彩なビールを試したあとに飲むCOPELAND は、抜群の安堵感と帰郷感をもたらしてくれる。米国の老練ポップ職人2人が古き佳き「幻の原風景」をジェントリーな音楽で描き出した本作は、実に朗らかでノスタルジックな逸品。ここにはかつて誰もが経験した「あの夏の感じ」があり、それはジャケットの黄金色の大地とも相俟って、懐かしくも清冽なピルスの味わいを想起させる。

JAZZBERRYに合う音楽

『Brigitte Fontaine』Comme A La radio

ラズベリー果汁を加えて醸造していると聞とかなり甘い気がするが、フルーティな芳香は強いものの、酸味で引き締められた味わいは思いのほかドライでビールらしい。フランスの鬼才デイーヴァがアメリカの前衛ジャズ集団と組んだ本作の表題曲①の、仏語によるリリカルな呟きと不規則で自由度の高い演奏が醸す独特の雰囲気は、JAZZBERRYのクールなスパークリング感と意外なほどマッチしているので、ぜひ試して欲しい。

On the cloudに合う音楽

『Mindy Gledhill』Anchor

メリー・ポピンズさながらにいまにも空へと舞っていきそうなジャケットのイメージは、そのまま①の爽快なアコースティック・ポップ“California”へと結実する。「あなたが行ったことのない世界に連れていってあげる」というサビのフレーズは、まるで軽やかに宙を漂っているかのように不思議な飲み心地のビール、On The Cloudのことを歌っているかのようだ。ミンディの瑞々しく可憐なヴォーカルと小麦の柔らかな香りの相性もいい。

Daydreamに合う音楽

『The Modern Jazz Quartet』Django

ゆずや山椒といった和の素材を大胆に使用しながらキワモノに陥らず、あくまで欧州的なホワイトビールの意匠を汲んだテイストが見事。けれど、そこに日本のワビサビにも通じる繊細さと適度な緊張感が含まれているのもまた確か。職人気質のジャズ・カルテット、MJQの名曲① "Django" の、静謐なイントロから不意にヴァイブが滑り込んでくる緻密で大胆な構成美と緊張からの解放感は、Daydreamの鮮烈な飲み口にとてもよく似ている。

Afterdarkに合う音楽

『Jose Padilla』Navigator

黒ビールというと苦味や渋みが強い印象だが、Afterdarkは味の深みはそのままにより淡く、ほのかに甘い上質な口当たり。それは真夜中というよりも、夜の帳が下り始める夕暮れどきや、朝日が昇る前の空が白む頃のような…。イビザの名DJによる⑤は、そんな薄明の時間のたゆたうような空気感を封印した極上のチルアウト・ナンバー。黒人シンガー、シールの甘さとほろ苦さのバランスが絶妙な歌唱もAfterdark的だ。

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