前作『カルペ・ディエム』(2019年10月発売)を携えての全国ツアーが、山田将司(Vo.)の喉治療、そしてコロナウイルスによる未曽有のパンデミックにより、一時は活動が滞ることも余儀なくされたが、これまで音楽を諦めることなく走り続け、2021年には3本の全国ツアーを完走したTHE BACK HORN。『カルペ・ディエム』に続く、13枚目となるニューアルバムには2020年5月の緊急事態宣言の最中に制作され、待ってくれているファンへの想いを表現した「瑠璃色のキャンバス」、2021年12月にリリースされた、近い未来にオーディエンスと共に歌えることを願って制作された「希望を鳴らせ」、彼らの音楽的側面を魅せる「疾風怒濤」、2月2日に先行配信リリースとなった「ヒガンバナ」など既発曲を含め全12曲を収録! (C)RS
JMD(2022/03/03)
2年5カ月振りとなる通算13枚目のオリジナルアルバムをリリース!
前作『カルペ・ディエム』(2019年10月発売)を携えての全国ツアーが、山田将司(Vo.)の喉治療、そしてコロナウイルスによる未曽有のパンデミックにより、一時は活動が滞ることも余儀なくされたが、これまで音楽を諦めることなく走り続け、2021年には3本の全国ツアーを完走したTHE BACK HORN。
『カルペ・ディエム』に続く、13枚目となるニューアルバムには2020年5月の緊急事態宣言の最中に制作され、待ってくれているファンへの想いを表現した「瑠璃色のキャンバス」、昨年12月にリリースされた、近い未来にオーディエンスと共に歌えることを願って制作された「希望を鳴らせ」、彼らの音楽的側面を魅せる「疾風怒濤」、2月2日に先行配信リリースとなった「ヒガンバナ」など既発曲を含め全12曲を収録!
そして、完全生産限定盤A/Bは東日本大震災から10年という時を経て2021.6.11 at Zepp Haneda(TOKYO)に開催したバンドにとって大きな意味を持つアルバム「リヴスコール」の楽曲を中心に構成され、ストリングスとキーボードを加えた編成で行われた「『KYO-MEIストリングスツアー』feat.リヴスコール」のライブ映像を収録するとともに、本アルバム収録曲のMUSIC VIDEOを収録したBlu-ray/DVDを同梱した超豪華パッケージ!
発売・販売元 提供資料(2022/02/02)
夢路や"瑠璃色のキャンバス"といった包容力に満ちたものはもちろん、ラテン・フレイヴァーが妖しさを醸し出す"深海魚"に、紫煙が燻るトランペットとピアノに奇怪なギターが絡みつく"戯言"、緊迫した電子音とビートが迫る"ウロボロス"など実験精神に溢れたものまで、一貫して希望が綴られた全12曲。美しい和声が響き渡るなかで再会を誓うラストは、苦境を懸命に生きる人間を描く彼らだからこそ強く胸に響く。
bounce (C)山口哲生
タワーレコード(vol.461(2022年4月25日発行号)掲載)
峠の道に 想い出の
ああ リンゴの花は 咲いたけど
遠くに重砲の音、近くに流弾の声。
君死にたまふことなかれ、
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
“希望”ヨ
ぱんどらノ箱ノ底深ク、眠レルゴトク
軟禁サレタル(ト云ワルル)“希望”ヨ
君ハ無垢ナルママニ甲斐ナク朽チ果テユクノカ?
“希望”ヨ
でっどえんどデふりーずスル、ソノ君ヲ、紙一重デ鳴ラスノハ誰?
瞼の裏に 咲いている
幼馴染みの はまなすの花
辛いことには 泣かないけれど
兵どもが夢の跡に
草茂り、ただ風骨だけが遺った
去来するは、在りし日の俤……
魂が着く日に 咲かせた花を
魂が出る夜 散らす風
涙こらえて 乾杯すれば
窓で泣いてる 三日月さまよ
ああ 魂町十三番地
燃え盛るpassion《情熱・受難》こそが僕等のネオンサイン
明滅する善の華・悪の華
故郷では蜜柑山が、全山花咲き誇り
一個の蜜柑のごとく円く輝き……
斬れども斬れども何度でも蘇生を企むウロボロス
瓦解せしバベルの塔の残骸で築かれる巨城・虚城に聳える天守閣
を知りながら
ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウあんとろぎあニ
ワタシハナリタイ